どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
J2リーグ33節・ジェフユナイテッド千葉対ロアッソ熊本の一戦は、劣勢の中で何とか無失点でしのいでいたロアッソ熊本でしたが、後半41分に一瞬のスキをつかれて失点。0-1で敗戦となり、これで「リーグ戦12戦勝ちなし」となってしまいました。
今日は、この試合を振り返ります。よろしくお付き合いください。
熊本の先発メンバーは、
GK 田代
DF 阿部、江崎、黒木
MF 大本、上村、田辺、平川
FW 島村、竹本、松岡
天皇杯神戸戦からは、右のMF藤田→大本の1枚替えというメンバーになりました。
対する千葉は、4-2-3-1の布陣。前節の磐田戦とまったく同じメンバーです。注目選手は、中盤の真ん中でゲームをコントロールする田口と見木、それにトップ下に入る風間の3人です。この3人が中心となって攻撃を組み立て、ここ2試合、いずれも3得点を奪っています。
試合の前半は、天皇杯の神戸戦で120分戦い中三日の熊本と前節で勝利したあと中6日の千葉の「コンディションの差」もあり、終始千葉のペースで試合がすすみました。
ここまで、「パス数」「ポゼッション率」ではともにリーグ1位の熊本ですが、前半を終えて熊本のポゼッション率が30%台というこれまでに見たことのないような内容の前半でした。
しかし、「守備の集中力」を発揮し、何とか無失点で前半を終えます。
後半に入ると、千葉のプレスがゆるくなってきたこともあり、ようやく熊本らしい「パスワーク」もみられるようになりました。
後半31分には、途中出場で入ったFW大崎が、32分には松岡が、35分には大本が立て続けにシュートを放ちますが、これは得点とはなりません。
「ようやく、熊本の流れになってきた。ここで、ゴールを奪えれば、この試合、勝てる!」
と思った矢先の後半41分でした。
千葉のアーリークロスをキャッチしにいったGK田代の手からボールがこぼれてしまいます。これを千葉に拾われて、クロスを入れられ、千葉のMF米倉がシュート。懸命に戻った熊本のMF上村がクリアしますが、ボールは熊本のゴールラインを割っており、得点が認められました。
直後に、島村、松岡→東山、土信田の2枚替えをし、最後まで反撃を試みますが…、
熊本が、千葉のゴールネットを揺らす場面は訪れず、このまま試合は終了。
「12戦勝ちなし」「順位は20位のまま」という苦しい状況が続く結果になりました。
厳しいコンディションの中で90分のうち、86分までは何とか無失点で凌いでいただけに、一瞬のスキを突かれての失点は悔やまれる失点でした。
次節は、9月10日に行われるホームでの藤枝戦です。
今度は中6日ありますので、しっかりとリカバリーしてコンディションを整え、「ロアッソらしい試合」をして、サポーターに勝利を届けてくれることを信じましょう。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。