YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

9月1日 千原台高校の2学期スタートです!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日は、9月1日。千原台高校では、2学期のスタートを切る始業式が行われます。

ということで、今日のブログでは、始業式で生徒たちに話す「校長講話」を完全公開します。

よろしくお付き合いください。

[令和5年度 2学期始業式 校長講話]

 長い夏休みが終わり、今日から2学期が始まります。皆さんの夏休みは、どんな夏休みだったでしょうか。1学期の終業式の日に、夏休みの合言葉を示しました。覚えていますか?

 それは…

千原台 「いのち」を守る 夏休み

でしたね。この「いのち」には二つの意味があります。一つは「生命」という意味の「いのち」。もう一つは「心の命」つまり、何事にも「一生懸命はカッコイイ」の姿勢で取り組む「千原台の精神」を表しているとお話しました。

 おかげさまで、この夏休み中に大きな事故が起きたという報告は受けておらず、しっかりと「生命」を守ることはできました。「心の命」は、しっかりと守れたでしょうか。

 「心の命」「一生懸命はカッコイイの精神」を、このの夏休みに存分に発揮してくれた人たちがいます。それは、全国インターハイを始めたとする全国大会に出場した人たちです。

 まず、運動部では、自転車競技部、女子ハンドボール部、男子ハンドボール部の皆さんが、北海道で行われ全国高校総体に出場しました。どの競技も全力を出し切って素晴らしい結果を出してくれています。

 中でも自転車競技部においては、4000m追い抜き競争で優勝、スクラッチでも優勝、ポイントレースで3位、さらに、学校別得点でも3位と、オリンピック風に言えば、「金メダル2つ、銅メダル2つ」という大活躍をしてくれました。団体種目での金メダルと学校別得点で3位という結果は、創部26年目にして初の快挙です。

 また、商業系の各種大会でも多くの人が全国大会に出場し、全力を出し切ってくれました。

 この夏、何事かに全力を出し切ったすべての皆さんに心からの拍手を送りたいと思います。

 今年の夏は、「4年ぶりに…」という言葉をいろいろなところで聞きました。

全国高校野球選手権大会」、いわゆる「夏の甲子園」でも4年ぶりにブラスバンドの応援が帰ってきて、さらに盛り上がりをみせてくれましたね。

 私は、スポーツをすることも大好きですが、観ることも大好きで、「夏の甲子園」は私が毎年楽しみに観るイベントの一つです。

 大会の結果は、皆さんもご存じの通り、神奈川県代表の慶応高校が107年ぶりの優勝を果たし、大きな話題となりました。

 慶応高校野球部のキャッチフレーズは、「エンジョイ・ベースボール」。甲子園の舞台でも野球を心から楽しんでいる様子が数多く見受けられました。

 ただ、ここで私たちが誤解してはいけないのは「エンジョイ=適当にやる」ではないということです。

 彼らは、「エンジョイ・ベースボール」を具現化するために、様々なことに「主体的に」取り組んできたのです。この「主体的に」取り組むということを継続したからこそ、「日本一」という栄光に輝いたのです。

 皆さんにも、これなら自分は「主体的に」取り組めるというものを見つけてもらい、その「主体的な取り組み」を継続させることでもっともっと成長していってほしいと思います。

 最後に皆さんに2学期の合言葉を送ります。それは、…

ニ学期も 笑顔で 顔晴る(がんばる) 千原台

です。

 「がんばる」が「頑張る」ではなくて「顔晴る」となっています。今後の学校生活では、つらいことや難しいことも出てくると思います。そのようなときにも、ちょっと考える視点を変えて、笑顔で取り組めるようになるとさらに成果が現れるはずです。

 どんなことにも、笑顔で、楽しく、そして、主体的に.取り組める千原台生へと、さらに成長していきましょう。

 これで、私からの話を終わります。

これが私の始業式「校長講話」です。

2学期も千原台生の「笑顔で顔晴る」姿を沢山みられることが楽しみです!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。