YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

猛暑の中で小中学校は今日から2学期! 高校は…

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

猛暑の中で小中学校は今日から2学期! 高校は…

今日(8月29日)、熊本市立のすべての小中学校で始業式が行われ、2学期がスタートします。

では、高校は…、

小中学校とは違い、「始業式の日」は各学校ごとに校長が決めることが多く、学校ごとにバラバラです。

すでに2学期がスタートしているという高校もあります。

ちなみに、千原台高校の始業式は9月1日。

あと数日間は夏休みです。

ということで、タイトル通りの内容にすると、ここで終わってしまいますので、今日は、高校の先生たちが、夏休み中にどんな仕事をしているかをお話しします。よろしくお付き合いください。

今年の「1学期終業式」は7月20日に行いました。

7月21日から夏休みが始まると、まず先生方がしなければならないお仕事が生徒たちとの「三者面談」です。

あなたも「三者面談」を受けた経験はありますよね。

担任、副担任の先生方は、30名から40名いる生徒たちクラスの生徒たち全員と「三者面談」を行います。(学年によっては、「二者面談」をする学年もあります)

これがだいたい8月の上旬まで続きます。

これが終わると、次は、「各種研修への参加」が待っています。夏休み以外にも「研修」は行われますが、授業がない夏休みには「人権研修」「各教科別研修」「初任者研修」「経年経験者研修」「管理職研修」など数々の「研修会」が開催され、これらに参加しなければなりません。

これが過ぎると「お盆休み」となるわけですが…。

最近の傾向として「お盆休み」には、「閉庁日」を定めて、その「閉庁日」を比較的長くとる学校が増えています。

しかし、千原台高校の「閉庁日」は「8月13日~15日」の3日間のみと設定しました。

小中学校の中には、「8月10日~16日」ととても長い期間の「閉庁日」を設定している学校も多いのですが…、

千原台高校の「閉庁日」は、なぜ短いのか?

それは、「『閉庁日』は原則として部活動は行わない」という定めがあるからです。千原台高校の部活動では、長期の「盆休み」をとるのは難しいという現実があります。

部活動の担当をしている先生方にとっては、「研修」以外にもう一つ大きな夏休みの仕事があります。

それは、「夏季合宿・遠征」の引率というお仕事です。

ご存知の通り、今年の夏も男子ハンドボール部、女子ハンドボール部、自転車競技部の3つの部は北海道で行われた「夏の全国インターハイ」に出場しました。

全国大会に出場しない部活動もこの時期には、野球部は「関西遠征」、陸上競技部は「阿蘇・水上合宿」など、各部活動が様々な場所へ「遠征・合宿」に出かけて行きます。

「盆休み」が終わると、千原台高校は、例年「教員採用試験2次試験会場」となりますが、先生方がお休みしているわけではありません。

この期間に行われているのは、「就職対策」です。「教員採用試験会場」として使用していない5階の部屋や、旧校舎の教室に就職希望の生徒たちが、毎日登校して「就職対策」を行っており、この指導を先生たちは行っています。

8月24日からは、情報ビジネス探究科1年生を対象にした「検定対策講座」が開かれていて、毎日、1時間目から4時間目までの授業と同じ時間割で「講座」を受講しています。

というのが、高校の先生たちの夏休みの過ごし方です。

昨日のニュースでも、

「教員の働き方改革『待ったなし!』 中教審が新たな提言」

などという話題が流れていたように、最近は、

「先生たちは夏休みがあっていいなあ。」

などという声はあまり聞かなくなりましたが、高校の先生たちの夏休みはこんな感じです。

とは言え、「夏休み中は比較的年休を取りやすい」というのは事実ですので、千原台高校の先生たちには、残り少ない夏休み中に少しでも休暇をとってもらい、リフレッシュして2学期を迎えてもらいたいと思います。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。