どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
J2リーグでは、「11戦勝ちなし」「20位」と苦しい状況が続いているロアッソ熊本ですが、天皇杯では快進撃中!
今日(8月30日)、J1リーグで優勝争いをしているヴィッセル神戸をホームのえがお健康スタジアムに迎えて、準々決勝を戦います。
このブログでは、この一戦の「プレビュー(展望)」をお話しします。よろしくお付き合いください。
コンテンツは、いつものように「先発予想メンバー」「相手(ヴィッセル神戸)の特徴」「勝利のためのポイント」です。
まずは、「先発予想メンバー」から。
今日の「先発予想」は、「予想」というより、「希望」メンバーです。今のチーム状況を考えると「そろそろメンバーの入れ替えが必要」と考えていたところに、このブログの読者の方から「コメント」をいただき、そこに「選手起用についての提案」が書かれていて、私もおおいに納得したので、取り入れさせていただきます。
GK 佐藤
DF 黒木、江崎、酒井
MF 藤田、上村、竹本、平川
FW 大本、粟飯原、松岡
GKを田代→佐藤に、右FWに大本をあげて、右MFには藤田を入れています。
今シーズン、ここまでGKは、出場停止の試合以外はすべての試合で田代が先発し、素晴らしいプレーをしてきました。そのことは高く評価しているのですが、前節のいわき戦で4失点。守備陣全体に「集中力」をもたらすことが必要な時なので、ベテラン佐藤の「コーチング力」に期待したいと思います。
大本を一つ前のポジションに上げたのは、島村のドリブルは大きな武器ではありますが、いわき戦では、「ゴールに直結するプレー」がやや少なく感じ、大本のスピード+パワーに期待したいと思います。
また、島村をベンチに置くことにより、後半に「ジョーカー」として投入することも出来ます。
今は、「チーム一丸」で戦うことが最も重要で、「途中から流れを作れる選手」をベンチに置いておくことも必要だと考えました。
対する神戸は、4-3-3の布陣。前節のFC東京戦の先発をみると、FW大迫、武藤、MF山口蛍、DF酒井高徳と元日本代表、しかも全員が欧州リーグでのプレー経験ありという選手たちが名を連ねていて、まさに「スーパースター軍団」です。
これまでの天皇杯での選手起用をみると、大迫、武藤のFW陣はベンチスタートの可能性が高いと思いますが、山口、酒井については、先発で起用されると予想します。
次に「相手(ヴィッセル神戸)の特徴」です。
これは、何と言っても「個の力の高さ」でしょう。
チーム戦術としては、「GKから丁寧につなぐ」こともしつつ、「相手DFの裏を狙う攻撃」も仕掛けてくるという「多彩な攻撃」が出来るチームです。
では、この神戸に「勝利するためのポイント」ですが…、
正直に言うと、これをイメージするのは、かなり苦労しました。
熊本が今シーズン「良いプレー」をしているときのイメージと神戸が前節・FC東京戦で「失点したシーン」を参考に、次の3点をあげます。
① 守備の集中力
格上に勝利するためには、必須の条件です。これを高めるためにGK佐藤の先発起用を推しています。
② ハイプレス
神戸がFC東京に失点した1点目は、GKからのビルドアップをインターセプトされたシーンからでした。相手陣内で守備をするシーンでは、思い切って「ハイプレス」をかけ、ボールを奪いたいところです。
③ ゴールに直結するプレー
その奪ったボールをなるべく早くシュートにつなげる!
このことが、格上からゴールを奪うためには必要です。
以上の点を実践し、熊本が「ジャイアントキリング」を成し遂げてくれることを信じて声援を送りましょう!
この一戦の「プレビュー」は、YouTubeでも公開しています。こちらも観てもらえると嬉しいです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。