どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
2023年のJ2リーグもいよいよ残すところあと1試合。
我らがロアッソ熊本は、ホームスタジアムである熊本市のえがお健康スタジアムに勝ち点44で20位のレノファ山口を迎えて最終節を戦います。
16位の熊本と20位の山口の勝ち点差は「2」。両チームともに「残留」は決まったものの、この試合の結果次第では両チームの順位が入れ替わるという一戦です。
今日は、この試合のプレビュー(展望)をお話しします。よろしくお付き合いください。
コンテンツは、いつものように、①予想先発メンバー、②相手チームの特徴、③勝利するためのポイントの3つです。
①予想先発メンバー
まずは、熊本の予想スタメンです。
GK 田代
DF 黒木、江崎、大西
MF 大本、上村、竹本、平川
FW 島村、伊東、松岡
前節の甲府戦からは、右のMFが阿部→大本ではないかと予想しています。筋肉系の負傷によりしばらく戦列を離れていた大本ですが、この最終節では先発に復帰しそうです。
対する山口の布陣は、3-4-2-1を予想しています。注目選手は、FW皆川です。前節は、ベンチスターでしたが、ロアッソに在籍していたシーズンには11得点を記録した得点力のある元日本代表です。ここまで6得点をあげているFW梅木のポストプレーや裏に抜け出すプレーにも注意が必要です。
②山口の特徴
山口は、一言で言うと「マイボールを大切にし、丁寧にゲームを作ってくるチーム」と言えます。これまでの試合のほとんどで50%以上のボール保持率を記録しており、どんな相手にも「一方的にボールを保持される」という試合はありません。
チームとしてしっかりとボールを保持しながら、縦パスで攻撃のスイッチを入れるというのが攻撃のパターンとなっています。
③勝利するためのポイント
そんな山口に熊本が勝利するために必要なことは、次の三つです。
一つ目は、「縦パスを遮断する!」。
②で話したように、山口の攻撃のスイッチは、FWやMFに縦のくさびのパスが入ることからスタートします。
この縦パスのコースをいかにして切るかが、一つ目のポイントになります。
二つ目は、「試合の主導権を握る」です。
山口も「ボール保持」を目指すチームです。もちろん熊本の特徴も「ボール保持」。この部分で負けるわけにはいきません。しっかりと「ボール保持」をしつつ相手陣内で戦う時間を長くしたいところです。
三つ目は、「シュートの意識」です。「ボール保持」は、「得点を奪う」という「目的」への「手段」です。最終的に、得点を奪うためにはシュートを打つことが必須。
ミドルレンジからもどんどんシュートを打つことで、「ゴール前での細かいパスでの崩し」がより有効となっていきます。
この試合は、最終節ということで、熊本シティーFM791「ヴィクトリーラジオ」では、私と元ロアッソ熊本でFWとしてプレーしていた原一樹さんの「ダブル解説」。放送時間もいつもの2時間から、3時間に延長して、試合後のセレモニーまでたっぷりとお伝えします。
試合は、11月12日㈰の午後1時から。ラジオは生中継です。
スタジアムで、あるいはラジオで、ロアッソ熊本を一緒に応援しましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。