どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
ロアッソ熊本にとっての「大一番」、天皇杯準決勝・ロアッソ熊本対柏レイソルの一戦が、いよいよの今日(10月8日)の13時10分にキックオフの時を迎えます。
ということで、今日のタイトルは、
【ロアッソ】天皇杯準決勝 柏戦プレビュー 決勝に勝ち進むためには…
です。よろしくお付き合いください。
まずは、いつものように「先発予想メンバー」から。
熊本の先発メンバーは、
GK 田代
DF 黒木、江崎、大西
MF 豊田、上村、竹本、平川
FW 島村、粟飯原、松岡
と予想します。右のMF大本は「全治4週間の負傷」と発表されており、この試合には間に合いませんが、体調を崩して戦線を離脱していた島村は、先発に復帰できそうです。
対する柏のフォーメーションは、4-4-2。注目選手は、FW細谷。前節のJ1リーグ札幌戦では2得点をあげている「点取り屋」です。来年のパリオリンピックを目指す「U-22日本代表」の中心選手でもあります。
次に「相手の特徴」。
柏の特徴は、「狙いを持った守備からの『カウンター』を得意とするチーム」ということが言えます。
「ボール保持」にこだわるチームではなく、前節の札幌戦では、「ボール保持率」では、33%対67%と相手にボールを保持される中でも2-1で勝利しています。
また、左サイドにMFマテウス サヴィオ、DFジエゴという攻撃的なブラジル人選手を配しており、左サイドからの崩しを得意としています。
では、このような柏に「勝利するためのポイント」は何か?
次の3つをあげます。
① 攻→守の切替え
柏の得点パターンの多くは、「相手のパスをインターセプトしてからのカウンター」です。
こういった形での失点をしないためには、「攻→守の切替え」を素早くすること。特にファーストディフェンダーがまずは、パスコースを切りに行くことが重要になります。
相手の「カウンター」を封じ、「失点0」の時間帯をなるべく長くしたい試合です。
② プレスをはがす
柏は4-4-2の守備ブロックをつくり、立ち上がりから「ハイプレス」を仕掛けてきます。この「ハイプレス」をいかにしてかわすかは、この試合の大きなポイントになります。
③ シュートの意識
相手のカウンターを防ぎ、ハイプレスをかわして相手陣内までビルドアップしても、得点を奪わないことには試合に勝つことは出来ません。
点をとるために最も大切なことは、「シュートの意識」です。
仮に相手の守備を崩し切ってなくても、「ゴールが見えたらシュートする」という意識で「ミドルレンジからのシュート」もどんどん放ってほしいところです。
そうすることで、相手のDFをミドルレンジに引き出すことができ、熊本が得意とする「細かいパスによるゴール前の崩し」もやり易くなります。
これまでJ1チームを3チーム破ってきた熊本にとっても、柏はチームのタイプ的に「最大の難敵」と言える相手です。
我々サポーターも選手、スタッフとともに、「ワンチーム」となって、決勝戦への道を切り開きましょう!
この試合のプレビューは、YouTubeでもお話ししています。こちらも観てもらえると嬉しいです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。