どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
リーグ戦で2連勝を果たし、勢いが出てきたロアッソ熊本。前節の栃木戦から中2日で、今日(9月27日)、J2リーグ37節徳島戦を戦います。
今日は、この試合のプレビューです。よろしくお付き合いください。
コンテンツはいつものように「①予想スタメン」「②相手の特徴」「③勝利へのポイント」です。
①予想スタメン
熊本のスタメンは、
GK 田代
DF 黒木、江崎、大西
MF 大本、上村、竹本、伊東
FW 東山、粟飯原、松岡
前節と同じメンバーで来ると予想しています。一部の報道では、トップ下の平川の先発復帰が予想されていますが、私は伊東のコンディションに問題がなければ、先発は伊東で行き、平川は「ジョーカー」としてベンチに置いておくのがベターだと考えます。
対する徳島は、4-2-3-1の布陣。徳島と言えば、柿谷の存在が気になりますが、ここ数試合はメンバーから外れています。
②相手の特徴
徳島の特徴は、何と言っても「ボールポゼッション」です。
J2リーグの「ボール保持率ランキング」では、常に熊本と1位、2位を分け合っています。
前回の対戦での「ボール保持率」は、熊本49%—徳島51%とほぼ「イーブン」でした。
ただ、「パス数」では熊本が上回っています。
それが示すのは何か?
同じように「ボール保持」を志向する両チームですが、違いは「パスの距離」です。
熊本のパスの距離は短く、徳島の方が長いパスを使っていることになります。
③勝利へのポイント
では、このような相手の特徴を踏まえて、熊本が勝利するためのポイントは何か?
次の3つをあげておきます。
’(1)ハイプレス
GKから「ビルドアップ」してくる徳島が「つなぐのが嫌になる」くらいの厳しいプレスをかけることが出来れば、ゲームの主導権を握ることが出来ます。
また、これがハマれば「インタセプトからの得点」という確率も高まります。
前節、徳島に勝利した大宮の得点も「ハイプレスからのインタセプト→シュート」という形での得点でした。
(2)攻撃のテンポ
「②相手の特徴」でも触れたように、熊本と徳島の違いは「パス数」です。熊本は、1タッチ、2タッチで「テンポよくつなぐ」という本来の特徴を活かすことにより、ゲームの主導権を握りたいところです。
(3)シュートの意識
これは、連勝したここ2試合でもポイントにあげていました。
そして、これが出来ていたことが勝利につながったと考えています。
2連勝で順位を上げてはいますが、今節の徳島とは「勝ち点1差」の順位です。徳島からも「勝ち点3」を奪い、さらに順位を上げていきましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。