どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
「おはようございます。
久しぶりにメールさせてもらっています。
次にメールするのは、リーグ戦で勝利したときに…
と思っていましたが、平川選手が欠ける今節こそ『チーム一丸』が必要だし、今のロアッソなら、それをやってくれると信じています!
その思いをブログに書いたので、読んでもらえると嬉しいです。
『チーム一丸』での勝利、信じています!」(昨日のブログのURLを添付)
「お久しぶりです!
ありがとうございます!
大宮もすごい気迫で来ると思いますが、それ以上の気持ちで頑張ります!!
応援よろしくお願いいたします( ´∀` )」
「黒木選手の背中でみせるリーダーシップ!
必ずチームに伝わるはずです!」
「ありがとうございます!」
ロアッソ熊本の副キャプテン・黒木晃平選手と私の昨日のメールでのやりとりです。
そして、黒木選手をはじめとするロアッソ熊本の選手たちは、まさに「チーム一丸」となり大宮アルディージャに3-0と勝利し、14試合ぶりの「勝ち点3」をつかみました!
今日は、この試合を振り返ります。よろしくお付き合いください。
「裏天王山」と言われたこの一戦(大宮のホームゲーム)に熊本から駆けつけたサポーターは約600人。SNSでは、試合前からサポーターの皆さんの熱気がたくさん伝えられていました。
その試合のピッチに立った熊本の先発メンバーは、
GK 田代
DF 黒木、江崎、大西
MF 大本、上村、竹本、伊東
FW 粟飯原
平川のポジションには、昨日のブログで予想した通り伊東が入りました。前節、左MFで先発した田辺に変わり粟飯原が先発しFWに入り、竹本が本来の左MFに戻っています。
対する大宮は5-3-2の布陣。ただ、私が注目選手にあげていた元ポーランド代表・シュヴィルツォクはベンチスタートでした。
試合は、立ち上がりから熊本が主導権を握って進めます。
前半1分の竹本のシュートを皮切りに、私がポイントにあげていた「シュートの意識」を全面に出したプレーを続け、前半だけで8本のコーナーキックを獲得しました。
しかし、前半は得点を奪えずに0-0で終了。
「あとはゴールを奪うだけ」という内容の前半でした。
そんな思いが結実したのは、後半7分でした。相手のクリアボールを拾った大本が右のペナルティーエリア外から左足でミドルシュート。これを相手GKが弾いたところを松岡が冷静にシュートし、大宮のゴールネットを揺らしました!
昨日のブログで「ポイント」にあげていた「ミドルシュート」からの得点です。
大宮も途中交代で入ったシュヴィルツォクを中心に熊本ゴールに迫りますが、熊本はGK田代の好守もあり、「集中した守り」でゴールを与えません。
そんな後半30分でした。
左サイドで島村からのパスを受けた交代出場の東山が、中央に鋭いクロスを供給。これが大宮の選手の足にあたり、ボールはそのまま大宮にゴールに吸い込まれて熊本が2-0とリードを広げます。
さらに後半39分には、熊本のコーナーキックを大宮の選手がクリアすると、それを拾った上村が、前線へ浮き球のパスを送ります。このボールを江崎がワンタッチでシュート。勝負を決定づける3点目のゴールを奪いました!
試合はこのまま終了。熊本がリーグ戦14試合ぶりとなる貴重な勝利を手にしました!
昨日のブログで私がポイントにあげていたのは、「①シュートの意識」、「②リスタート」、「③チーム一丸」の3つでした。
先制点は、大本のミドルシュートが起点。3点目は、コーナーキックからの流れでのゴールということで、①、②ともに100点満点。
さらに「③チーム一丸」という最大のポイントは、冒頭のメールで伝えた通りにキャプテンマークを巻いてピッチに立った黒木を中心に全員が「自分がやってやる!」という闘志を全面に押し出したプレーをしてくれて120点です!
長い長いトンネルをようやく抜け出したロアッソ熊本。
この試合と同じく残りのリーグ戦7試合すべてで「トーナメントに臨む」つもりで、勝利をつかみ取りましょう!
この試合については、今日(9月17日)中にYouTubeでも公開します。そちらも是非ご覧ください。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。