どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
J2リーグも残り8試合。ロアッソ熊本が「降格争い」から脱出するためには、目の前の試合を勝つしかありません!
中でも現在最下位の大宮との今日(9月16日)の試合は、「降格争い」の「裏天王山」とも言える一戦です。
今日は、この大切な試合の「プレビュー(展望)」です。よろしくお付き合いください。
まずは、熊本の先発メンバーを予想します。
ここまで全試合に先発してきたキャプテン平川が負傷で欠場。そこには誰が入るのか…。
私は、次のように予想しています。
GK 田代
DF 黒木、江崎、大西
MF 大本、上村、田辺、伊東
FW 竹本
負傷で欠場する平川のポジションには、伊東を先発で起用してほしいと思っています。
対する大宮の布陣は、5-3-2の5バックを敷いてくると予想します。注目選手は、背番号「10」のシュヴィルツォク。ポーランド出身の長身FWです。
次に「大宮の特徴」。
これは、一言で言うと「堅守速攻を狙うチーム」だと言えます。このことは、5バックというフォーメーションにも現れています。
ただ、5-4-1ではなく、5-3-2という陣形のために、中盤の両サイドにスペースが出来やすい傾向があります。
そこで、「熊本が勝利するためのポイント」として、次の3つを挙げておきます。
① シュートの意識
試合に勝利して、「勝ち点3」をとるためには、「ゴールを奪う」ということが必須です。そのためには、「とにかくゴールを目指し、シュートを打つ」ということが必要です。ちなみに、前節、大宮から3点を奪った磐田は1試合で32本のシュートを打っています。
また、相手の陣形から中盤の両サイドにはスペースが出来やすい傾向がありますので、そのエリアから「ミドルシュート」を数多く放つことも必要です。
② リスタート
大宮は前節の磐田戦で2-3と敗れていますが、この試合で磐田が奪った3点中の2点は、コーナーキックからの得点でした。また、大宮も2点のうちの1点をコーナーキックから奪っています。
「高さ」では大宮に分がありますが、大宮のコーナーキックの守備は「ゾーンディフェンス」です。空いているゾーンにタイミングよく飛び込めば、熊本がコーナーキックから点をとれる可能性も十分にあります。
相手のリスタートでは、集中して守り、「無失点」。こちらが「リスタートからの得点」を奪えれば、勝利にぐっと近づきます。
③ チーム一丸
ご存じの通り、今シーズン常にチームを引っ張ってきたキャプテン平川が、前節の藤枝戦で負傷を負い、この試合には出られせん。
そんな中での「裏天王山」。
今こそ、求められるのは「チーム一丸」です。
私は、熊本がJ2からJ3に降格した年もラジオ解説の仕事をしていました。
その年の「裏天王山」と言われていたホームでの京都戦。
まだ「コロナ前」だったので、当時は、試合前のアップをピッチレベルで取材することが出来ていたのですが、試合前のアップをみていて感じたのは「チームの一体感の欠如」でした。
しかし、今の熊本にはそんな雰囲気は一切ありません。
「一丸」になるべきは、選手、スタッフだけではありません。
SNSでは、様々な意見が交わされたり、ゴール裏のサポーターの言動が問題視されたりしていましたが、そんなことをしている時ではありません。
今こそ、我々サポーターも含めて「チーム一丸」となる時です。
ピッチに立つ選手を信じて、大宮戦を一緒に戦いましょう!
この試合のプレビューは、YouTubeでも公開しています。こちらも観てもらえると嬉しいです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。