YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【ロアッソ】清水に今季初の逆転勝ち! 敵地で3得点!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

J2リーグ40節、清水エスパルスロアッソ熊本の一戦は、前半に1点を先制されて苦しい展開だった熊本が、前半の終了間際にコーナーキックから奪った1点で勢いに乗り、後半に2点を追加。3-1で見事な逆転勝ちをおさめました。

今日は、この試合を振り返ります。よろしくお付き合いください。

まずは、熊本の先発メンバーです。

GK 田代

DF 黒木、岡崎、大西

MF 阿部、上村、竹本、平川

FW 島村、伊東、松岡

私のプレビューでの予想と違ったのは、FW伊東とMF阿部の先発起用でした。この2人がいずれも得点に絡む活躍することとなり、「さすがは大木采配」と、うなる結果となりました。

対する清水は、4-2-3-1の布陣。前節とまったく同じメンバーで臨んでおり、注目選手にあげていた乾、カルリーニョスジュニオ、チアゴサンタナの3人もそろって先発メンバーに名を連ねています。

試合は、立ち上がりから両チームが積極的にゴールを狙う展開となりました。

前半2分に熊本の上村がこの試合の最初のシュートを放つと、4分には清水がフリーキックのチャンスから高橋がヘディングシュート。このシュートはクロスバーを叩き先制ゴールとはなりません。

前半22分、今度は熊本がフリーキックのチャンス。平川のキックに阿部が見事にヘディングで合わせてシュート。清水のゴールネットを揺らして、熊本の先制ゴール!

かと、思ったのですが…。

副審の旗が上がっており、オフサイドの判定。前節の町田戦に続く「幻の先制ゴール」となってしまいました。

その4分後の前半26分、今度は清水が大きなチャンスを迎えます。中盤で乾が前を向いてボールを持つと、ドリブルで熊本の選手を引き付けて中山にパス。中山が冷静なシュートを放ち、熊本のゴールネットを揺らしました。

この先制点で試合の流れは一気に清水に傾き、清水が熊本のゴールに迫るシーンが続きました。

この悪い流れを断ち切ったのは、セットプレーでした。

前半のアディショナルタイムに入った47分。熊本がコーナーキックを得ます。キッカーは平川。平川が蹴ったクロスボールに阿部が再びヘディングで合わせてシュート。一旦は清水のGK権田に防がれますが、このリバウンドを伊東が押し込んで、「値千金の同点ゴール」を奪いました!

前半はこのまま1-1で終了します。

前半終了間際に追いついた熊本の勢いが後半も続きます。後半11分、島村が相手のボールを奪うとドリブルで相手選手を引き付け、平川にパス。平川は、清水のGK権田の体勢をみて、浮き球のシュートを放ち、ボールは清水のゴールに吸い込まれました。

さらに、後半22分には、竹本からのパスを受けた伊東がミドルレンジから右足を一閃。このシュートが清水のゴールに突き刺さり追加点を奪います。

「後半は守備の仕方を修正し、相手選手への行き方を変えた点がうまくいった。」(大木監督談:10月29日発行、熊本日日新聞11面より引用)

という守備面も最後までしっかりと機能し、試合はこのまま終了。熊本が3-1というスコアで、見事な逆転勝利を飾りました。

2位の清水から貴重な勝ち点3を奪った熊本の次節は、11月3日の甲府戦です。今季のJ2リーグもいよいよ0残り2試合。残り2試合を2連勝して、自力で残留を勝ち取りましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。