YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【ロアッソ】仙台戦0-0で 価値あるドロー!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日(3月20日)行わたJ2リーグ第5節、ヴェガルタ仙台対ロアッソ熊本の一戦は、前節で6失点を喫し大敗していた熊本が仙台の攻撃を無失点に抑えて、熊本にとっては「価値あるドローゲーム」となりました。

今日は、この一戦を振返ります。よろしくお付き合いください。

まずは、熊本の先発メンバーです。

GK 田代

DF 岡崎、江崎、大西

MF 大本、藤田、豊田、東山、伊東

FW べ・ジョンミン、古長谷

前節から4人が入れ替わっています。いわき戦で退場となった岩下と前半の終了間際にケガで交代した石川の欠場は予想していましたが、それ以上にメンバー変更が行われています。

対する仙台は、4-4-2の布陣。注目選手は、かつて熊本に在籍していたDF菅田です。昨シーズンから仙台でプレーしていて、今や「守りの要」となっています。また、熊本県出身(錦ヶ丘中-第二高校)の森山監督の采配にも注目です。

この試合のスコアは0-0でしたが、いくつかのポイントになるプレーがありました。

その最初は、前半12分です。

得意の「右サイドからのカットイン」からシュート体勢に入っていた熊本のFW古長谷が、相手選手からのタックルでファールを受けてフリーキックとなります。ただ、その際に肩を負傷した古長谷は、そのまま交代。代わって松岡がピッチに送られました。

古長谷のケガの程度はわかりませんが、デビュー以来絶好調をキープしていた古長谷の負傷による交代は痛手です。

ただ、代わって入った松岡は積極的なプレーをみせ、「誰が入っても同じサッカーをする」という熊本の理想を体現してくれました。

前半を0-0で終えたところで私がX(旧Twitter)にポストした感想は以下の通りでした。

「相手陣でプレーする時間は長くなかったですが、自陣ではしっかりとボールを動かせていて、熊本らしいサッカーが出来ていました。

 守備の集中も出来ていましたね。

 自陣からでも縦パスが前線に入ればチャンスを作れています。

 後半はそこからゴールを!」

ハーフタイムに両チームともに交替カードを切りました。

熊本が藤田→三島、仙台はオナイウ→郷家です。

後半に入っても前半と大きく展開が変わることはなく、「仙台のハイプレスを熊本が自陣でうまくかわしながら攻撃の機会をうかがう」という展開が続きました。

仙台の選手たちの「個の力」は高くて、もちろんシュートを放たれるシーンもありましたが、熊本の選手たちはしっかりと体を寄せて集中した守備を続けました。

後半31分にべ・ジョンミン→大崎、後半39分には松岡、伊東→道脇、神代という交替カードを切って、ゴールを奪いに行きますが、得点を奪うことは出来ずにタイムアップのホイッスルが鳴りました。

この試合で得た収穫は三つあります。

一つ目は、「無失点で終えて、いわき戦の課題を修正できた」ということです。ピッチに立った選手たちの「守備に対する集中力」が、いたるところでみられていました。

二つ目は「ルヴァン杯に出場していた選手が多く出る中での引き分けだった」という点です。このことで「誰が出場しても同じサッカーが出来る」という熊本の理想に近づくことが出来ました。

そして、三つ目は「道脇、神代の投入」です。熊本が誇る「高校生コンビ」の今後の活躍に期待が膨らみます。

この試合で「半歩前進」を遂げた熊本。次の藤枝戦では必ず「勝ち点3」を手にして熊本に帰ってきてくれることを信じましょう!

この試合の振返りについては、YouTubeでもお話ししています。こちらも観てもらえると嬉しいです。

youtu.be

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。