YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【ロアッソ】群馬戦 土壇場で追いつかれ 悔しいドローゲーム…

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日(3月3日)行われたJ2リーグ第2節、ロアッソ熊本ザスパ群馬の一戦は、前半に1点を先制し、有利に試合を進めていたロアッソ熊本でしたが、試合終了間際に同点弾をあびて悔しい引き分けとなりました。

今日は、この一戦を振返ります。よろしくお付き合いください。

まずは、熊本の先発メンバーです。

GK 田代

DF 阿部、江崎、大西

MF 伊東、上村、豊田、岩下

FW べ・ジョンミン、石川、古長谷

前節からは、黒木、松岡→阿部、岩下の入れ替えがありました。阿部はそのまま黒木がいた右DFに入り、岩下は左MFに入って、古長谷が一つ前にポジションを移しています。

対する群馬は、4-4-2の布陣。注目選手は、2年前に熊本から群馬に移籍し、昨シーズンは群馬中心選手として活躍したDF酒井と攻撃の起点となるMF佐藤です。

試合は、立ち上がりの5分間こそ群馬がボールを保持していましたが、その後は熊本のペースで進んでいきました。

長短のパスを織り交ぜたテンポの良いパス回しで、再三、群馬のペナルティーエリア内に侵入してチャンスを作りました。

そんな前半36分、熊本の先制ゴールが産まれます。右からのコーナーキックを獲得し、これを豊田が左足で蹴り、インスイングのクロスをゴール前にあげると、一旦は群馬の選手にヘッドで弾かれますが、こぼれ球を拾った上村が豊田に横パス。豊田が再び左足でアーリークロスを入れると、ここに飛び込んだのはFW石川でした。石川のダイビングヘッドによるシュートが群馬のゴールに突き刺さり、見事な先制ゴールとなりました!

前半はこのまま1-0で終了。ここまで群馬のシュートを0に抑えるという熊本にとっては素晴らしい内容の前半でした。

後半に入ってからも、熊本のペースで試合は進みます。

後半3分には豊田のコーナーキックから古長谷がシュートを放ちますが枠をとらえきれず。10分にはフリーキックの流れから伊東がシュートを放ちますが、これは相手選手にブロックされます。後半13分にも古長谷からのクロスに石川がヘッドで合わせてシュート。しかし、これも群馬のGK櫛引の好守に阻まれて追加点を奪えません。

この時間帯にゴールを奪えなかったことが、このあとの結果に重くのしかかります。

後半13分、群馬ベンチが交代カードを切りました。和田、杉本→佐川、山中の2枚替えです。ここでフレッシュな選手が入ったことにより、群馬のプレスが圧力を増しました。

徐々に群馬に押し込まれるシーンが増えていきます。

何とか体を張って守っていたのですが…。

後半のアディショナルタイムは「5分」と表示され、3分が過ぎたところでした。

ゴール前の混戦から、途中出場していた群馬のFW佐川が右足を振り抜き、このシュートが熊本のゴールに吸い込まれて同点弾となりました。

試合はこのまま終了。熊本にとっては、悔しい悔しい引き分けとなりました。

引き分けには、3つの意味があります。

①試合内容に比例した結果の引き分け、②勝ち点1をつかんだ引き分け、③勝ち点2を失った引き分け。

この引き分けは、熊本にとっては明らかに③の引き分けになってしまいました。

私はこの試合のポイントに次の3つをあげていました。

⑴ 相手のペナルティーエリア内に数多く侵入する

⑵ 流れからの得点を奪う

⑶ 守備の集中力

この試合では、⑴、⑵は出来ていましたが、⑶の部分があと一歩及ばず、このような結果になってしまいました。

もちろん「守備の集中力」がなかったわけではありませんが、「逃げ切り」という場面で「失点0」で終われなかったことは今後の課題です。

ただ、復活した石川のゴールや途中出場のMF藤井の好プレーなど「ポジティブな点」も数多くみられています。

次節の愛媛戦こそは、「勝ち点3」をサポーターにプレゼントしてくれると信じましょう。

この試合についてはYouTubeでも振返っています。こちらも観てもらえると嬉しいです。

youtu.be

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。