どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
【千原台】最高の卒業式が出来ました!
です。
3月1日、熊本県内のほとんどの高校で卒業式が行われ、千原台高校でも「令和5年度 第24回 千原台高校卒業式」を挙行しました。
今日は、この話題をお話しします。よろしくお付き合いください。
千原台高校に着任して4年目になる私にとっては、千原台高校で経験する4回目の卒業式になるのですが、これまでの3年間はコロナの影響で「来賓なし、在校生なし」の卒業式でした。
今回は、熊本市副市長、熊本市議会議長、熊本市議会・教育市民委員の皆さんなどの来賓の皆様と1,2年生の在校生にも参加してもらっての「フルメニュー」での卒業式です。
ということで、私自身もこれまで以上の緊張感の中で卒業式を迎えました。
卒業式の「式次第」は以下の通りです。
開式
国歌斉唱
卒業証書授与
校長式辞
来賓祝辞
・ 熊本市副市長
・ 熊本市議会議長
・ 清爽会(PTA)会長
送辞
答辞
閉式
「卒業証書授与」では、各クラスの担任が生徒の名前を一人ずつ点呼し、生徒は返事をして起立していきます。
あるクラスの担任は、その「氏名点呼」の際に熱いものがこみ上げ、涙声で点呼していました。ステージ上で点呼の様子を見守っていた私の胸も熱くなった場面でした。
来賓の皆様からの「祝辞」もどれも素晴らしい内容で心に響きました。
さらに、在校生の「送辞」、卒業生の「答辞」を聞くと3年生の生徒たちとともに過ごした3年間が蘇ります。
「閉式」後に「式後の行事」として、「記念品贈呈」と「保護者代表謝辞」が行われます。
「保護者代表謝辞」では、教職員への感謝の言葉を述べられたあとに、「卒業生の皆さんに『詩送ります。」ということで、プロレスラーとして活躍するとともに国会議員としても活躍されたアントニオ猪木さんの「道」を暗唱され、最後はスーツの上着を脱がれて、
「会場の皆さんもご唱和ください。
1,2,3,ダアー!」
卒業生も在校生も立ち上がり、会場中が一つになりました!
そして「卒業生退場」です。
その場に起立した卒業生たちは、
「○○先生、ありがとうございました!」
と一斉に大きな声で担任、副担任への感謝を述べ、その後、保護者席の前まで進み、そこでも立ち止まって全員で保護者の皆さんに感謝の言葉を唱和して退場していきます。
その様子をみていた私たちも胸が熱くなり、温かい涙がこみあげました。
「卒業生退場」のあとには、「学年主任挨拶」があります。
3年間、学年主任として3年生全員を見守ってきたベテランの学年主任からも、
「今年、還暦を迎え、これまでに数々の卒業式を観てきましたが、今年の卒業式がこれまでで、最高の卒業式でした。」
という言葉が聞かれ、ここまで生徒たちを成長させてくれた千原台高校の先生方に心からの感謝の気持ちが沸き上がりました。
「行く人があれば、来る人がある」のが、この3月、4月です。
今日(3月5日)から2日間は、「後期選抜」が行われます。
この素晴らしい先輩の後を継いでくれようとしている中学生の皆さんが全力を発揮できるように万全を期して臨みたいと思います。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。