どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
J2リーグ開幕後、ここまで2戦して未だ勝利のないロアッソ熊本。3月10日㈰にアウエーに乗り込み、愛媛FCとの第3節を戦います。
今日は、この一戦のプレビューです。よろしくお付き合いください。
まずは、熊本の先発予想メンバーから。
GK 田代
DF 阿部、江崎、大西
MF 伊東、上村、豊田、岩下
FW べ・ジョンミン、石川、古長谷
前節と同じメンバーと予想します。
このメンバーで戦った前節の群馬戦、前半は1点を奪い相手のシュートを0に抑える素晴らしい内容だったことから、このメンバーで来ると考えます。
ただ、おそらくコンディション不良で前節は戦列から離れていたと思われる黒木、松岡の復帰があるかどうかで変更の可能性も出て来そうです。
対する愛媛の布陣は4-2-3-1。注目選手は、FW松田と右MF窪田です。松田は2023年シーズンのJ3でMVPに輝いた選手です。窪田はスピードに乗った突破を得意としていて第1節の秋田戦ではカットインからの右足シュートでゴールを決めています。
愛媛のここ2戦の戦いぶりをみると「ボールを保持して相手を崩す」ことを志向しつつ、「サイドからの攻撃」を得意としているチームという印象です。
ただ、ボール保持で相手を圧倒することは出来ておらず、熊本がボールを保持してゲームを進めることは出来そうです。
そこで、この試合のポイントとして次の3つをあげます。
⑴ サイドでの攻防
今季の熊本は「サイドからのアーリークロス」で多くのチャンスを作っています。
どちらのチームがサイドでの主導権を握れるかが、この試合の一つ目のポイントです。
ちなみに、熊本の今季の2得点はいずれも豊田の左足のアーリークロスから産まれています。
⑵ 中央を崩す
⑴と相反するように思われるかもしれませんが、ここは熊本の勝利のためには大切なポイントです。
確かに「サイドからの攻撃」は有効なのですが、それをしやすくするためには「中央突破」をしかけて、相手のDFを中央に集結させておくことが必要です。
そのためには、石川、べ・ジョンミン、古長谷などのFW陣に縦パス(くさびのパス)がどれだけ入るかがポイントになります。
⑶ 守備の集中力
ここ2戦とも先制点を奪っている熊本ですが、清水戦は後半に逆転されて惜敗。群馬戦は試合終了間際に追いつかれて悔しい引き分けで終わっています。
これまでも「守備の集中力」がなかったとは言いませんが、「この時間帯はしっかり守るべき」という時間帯で守り切れていないというのは事実です。
愛媛戦でも得点を奪うことは出来ると思います。
⑴⑵のポイントを実践して「複数得点奪う」こと。そして、「守備の集中力」を発揮して「無失点」。
そんな試合をしてくれることを期待しています!
この試合のプレビュー動画については、今日(3月8日)の18時に公開します。そちらも観てもらえると嬉しいです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。