どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日は、昨日に引き続き「2024年度 千原台高校 後期(一般)選抜」の話題についてお話しします。よろしくお付き合いください。
今回の千原台高校の後期(一般)選抜には、他の熊本県公立高校とは大きな違いがあることを昨日のブログでお話しました。
その「違い」とは、おもに次の二つです。
一つ目は、「学力検査がマークシート方式で行われる」ということ。
そして、あと一つは「後期(一般)選抜でも『面接』を実施する」ということです。
マークシート方式での学力検査は、原則35分の検査時間(英語のみリスニングテストを入れたために45分)で実施し、一日目で5教科の学力検査が終了しています。
ということで、二日目に実施する内容は…、
情報ビジネス探究科=面接のみ
健康スポーツ探究科=実技+面接
となっています。
情報ビジネス探究科は「面接のみ」ではあるのですが、前期選抜では「集団面接」だったものを「個人面接」で実施するために、それなりの時間を全体を終わらせるためには約3時間を要します。
そのような状態ですべての受検生を一斉に集合させてしまうと、面接の順番が最後の方になっている受検生の待ち時間がかなりの長時間になってしまうことが想定されます。
そこで、今回の後期(一般)選抜では、情報ビジネス探究科の受検生については「第一グループ」、「第二グループ」に分けて、招集時間をずらして面接を実施しました。
このような「グループ分け」が可能なのは、今回の面接は一日目に受検生に記入して提出してもらった「自己アピール書」に基づく面接を実施するからです。
情報ビジネス探究科の受検生が「面接」を受けている間、健康スポーツ探究科の受検生は「実技」を受けます。
「面接」は校舎内の教室で実施。「実技」は体育館アリーナで実施されました。
情報ビジネス探究科の「面接」がすべて終了した後に、健康スポーツ探究科の「面接」を実施するという日程で二日目の後期(一般)選抜を行いました。
いくつものことが「同時進行」で進んでおり、それぞれの場所に教職員を配置しているために、廊下監督などの役割には事務職員の協力も得て、全職員フル稼働です。
昨年度までの後期(一般)選抜の際には、本部には「管理職一人と数人の入試準備委員がいる」という状態だったのですが、今年は常時「本部にいるのは、管理職一人だけ」という状態でした。
このような苦労はあったものの、何とか後期(一般)選抜の全日程を無事に終えることが出来ました。
今回の「入試改革」の目的は、「千原台高校のアドミッションポリシー(入学者選抜理念)に合致した生徒を選考できるようにする」ということです。
大学入試でも「総合型選抜(旧AO入試)」を多くの国公立大学が取り入れるようになってきていて、その方向性と合致した入試スタイルへのチャレンジということです。
この入試を経て入学してくる生徒たちが、千原台高校で更なる活躍をしてくれるのが楽しみです!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。