YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【校長の仕事】「二水会」&「県立学校長会議」に参加しました

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

【校長の仕事】「二水会」&「県立学校長会議」に参加しました

です。

昨日(4月10日)行われた「二水会」と「県立学校長会議」に参加して来ましたので、今日は、このことについてお話しします。よろしくお付き合いください。

以前にも一度お話ししましたが、「二水会」というのは、熊本県立と熊本市立の高校、支援学校等、それに、熊本大学附属特別支援学校の校長で組織されている会であり、いわゆる「自主校長会」です。

「等」がついているのは、県立の3つの高校には附属中学校もあり、その学校の校長は中学校の校長も兼ねているからです。

そこに、さらに新しい学校の校長先生がお仲間に加わっていただきました。

それは、今日(4月11日)に開校する熊本県内初の「夜間中学」である「熊本県立ゆうあい中学校」の校長先生です。

その「二水会」の年度初めの総会が10時から行われました。

「開会」の前に発言されたのは、鹿本高校の校長先生でした。

「報道等でご存じの通り、4月3日、本校のサッカー部の生徒が落雷の被害にあってしまい、現在も1名の生徒が入院中であります。被害にあった生徒たちの一日も早い回復を願うとともに、生徒たちの心のケア等に全力であたっているところです。

 事故の発生からここまで間に、多くの校長先生方から被害にあった生徒たちへのお見舞いの言葉や私たち教職員に対する励ましの言葉をいただき、本当にありがたく思っております。

 また。熊本県教育委員会の指導主事の先生方にも多大なお力添えをいただいていることに心より感謝申し上げるとともに、ご迷惑をおかけしたすべての皆様にお詫び申し上げます。」

記録をとっていたわけではないので、一言一句この通りだったかは定かでなないですが、このような趣旨のお話をされました。

同じ校長という職にあるものとして、ここに立たれた校長先生の心情を察するといたたまれないものがあります。

被害にあわれた皆さんの一日も早いご回復を心からお祈りいたします。

午後からは「県立学校長会議」が行われ、その冒頭の「教育長挨拶」でもこのことについてお話がありました。

「県立学校長会議」のおもな内容は、「各課からの政策説明」です。

体育保健課からの政策説明では、「落雷事故の防止について」というテーマでのプレゼンが行われ、落雷の状況を知ることが出来る「雷ナウキャスト」という気象庁が出しているサイトの紹介や気象庁のHPにある「防災啓発ビデオ」の紹介などもありました。これまでもこれらの情報は認識していたものの、再度、職員のみならず全校の生徒たちにこれらの情報を伝え、二度と同じような被害にあう生徒が出ないように努めていきます。

まる一日の会議への参加は体力的にはたいへんでしたが、ここで得られた情報を今後の学校経営にしっかりと活かしていきたいと思います。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。

【校長の仕事】台湾交流事業を共催していただいた熊本朝日放送(KAB)にご挨拶へ

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

【校長の仕事】台湾交流事業を共催していただいた熊本朝日放送(KAB)にご挨拶へ

です。

4月1日~4日に実施した「台湾光復高校との交流事業」を共催していただき、多大なお力添えをいただいた熊本朝日放送(以下、KAB)さんにお礼のご挨拶に行って来ましたので、今日はこの話題をお話しします。よろしくお付き合いください。

今回の交流事業のきっかけになったのは、昨年、KABのプロジェクトを手掛けるプロデューサーさんから、

熊本市内に『くまもとeスタジアム』という施設が新設されるのですが、その施設を使わせていただいて、千原台高校のeスポーツ部の皆さんと何かのイベントが出来ないかと思っているのですが、いかかがでしょうか?」

というお話をいただいたのがきっかけでした。

すぐに、eスポーツ部の顧問の先生を通じて生徒たちに尋ねてみたところ、

「ぜひ、やりたい!」

という返事が返ってきました。

「では、どんな相手と対戦する形にしようか?」

と考える中で出てきたアイデアの一つが、「台湾の高校生と対戦してみたい」というアイデアでした。

千原台高校では、コロナ禍前までは、熊本市姉妹都市提携を結んでいるアメリカ合衆国サンアントニオ市にある高校との交換留学制度を実施していたのですが、コロナの影響でストップして以来、再開のめどが立っていない状況でした。

そんな中で、「今後の国際交流事業の相手校は台湾の学校にしていきたい」と考えていた私の思いとも見事に合致し、このイベントのアイデアが実現に向けて動き始めたのでした。

そこからイベントの実現にこぎつけるまでの約8カ月。KABのプロデューサーの方とは、まさに「二人三脚」という感じでここまで進んで来ました。

感謝してもしきれない思いがあります。

台湾の生徒たちを見送る日だけが、そこまでのすべてのイベント日程に同行されていたプロデューサーさんの参加が叶わず、見送りの様子を電話で報告した際には、

「南先生のお話を聞いただけで、今、胸が熱くなっています。」

と言っていただき、その言葉を聞いた私も熱いものがこみ上げてきました。

このイベントを通して、eスポーツ部の生徒たちは大きく成長しました。そのような成果を感じることが出来たのは、KABさんのご協力があってこそです。

ということで、昨日(4月9日)の15時にお礼状と台湾の皆さんから託されていた記念品を持って、KAB本社を訪ねました。

役員応接室にて、KABの社長さん、担当執行役員の方、それにプロデューサーさんのお三方で迎えていただき、一時間弱にわたり、今回の事業の報告を聞いていただきました。

KABさんからも、

「社をあげて、今後も『地域と地域をつなぐ活動』を展開していきたい。」

というお話をいただき、

「これからもいろんなことを一緒にやっていきましょう。」

と言っていただきました。

学校の力だけではなかなか実現できないことを同じ方向を向いてお力添えいただける心強い存在です。

なお、今回の交流事業の様子は5月6日(月)の午前中にKABで30分番組として放映されることになっています。

こちらもご視聴いただけると嬉しいです。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。

【千原台】令和6年度 1学期始業式&入学式がありました!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

千原台】令和6年度 1学期始業式&入学式がありました!

です。

昨日(4月8日)、千原台高校では午前中に「新任式」「表彰式」「始業式」を行い、午後からは「入学式」を行いました。

今日のブログでは、この「濃い一日」のことを振返ります。よろしくお付き合いください。

熊本市内の小学校や中学校は、今日(4月9日)が始業式です。高校は一日早く新学期が始まる上に、始業式と入学式が同日に行われるということで、「初日からかなりのハードスケジュール」となります。

昨日の千原台高校の日課は以下の通りでした。

この日課表には書かれていませんが、新任式の後に行われたのが、「学年団の紹介」

でした。各学年の主任の先生が、1組から順に担任、副担任の先生方のお名前を紹介していきます。

担任、副担任の先生方の名前が呼ばれるたびにそのクラスの生徒たちから大歓声が起こります。

新しい年度の始まりを感じる「温かい一コマ」であるとともに、十数年前に「担任」という仕事を離れた私にとっては「教師としての寂しさ」を感じるときでもあります。

こうしてすべてのクラスの「新担任、副担任」の先生方の名前が発表されて、生徒たちの令和6年度がスタートしました。

始業式の前に行われた「表彰式」では、春休みに行われた「全国高校選抜自転車競技大会」で見事に7位入賞を果たした2人の選手の表彰を行うとともに、同じく「全国選抜高校ハンドボール大会」に出場した男子ハンドボール部と女子ハンドボール部の活躍ぶりを紹介しました。

その後の始業式の「校長訓話」と入学式の「式辞」で私が話をしたのは、今年度の千原台高校の「学校教育目標」についてです。

千原台高校では、今年度の「学校教育目標」を次のようにしました。

「一生懸命はカッコイイ!」を実践する学校づくり

~「チャレンジ! チェンジ! チャンス!」で成長の好循環を~

です。

「一生懸命はカッコイイ!」という言葉は、私が5年前に千原台高校の校長に着任して以来、常に使い続けてきた言葉なので、すでに生徒たちにも保護者の皆さんにも定着しています。

そこで、今回は今年度から学校教育目標に取り入れた「チャレンジ! チェンジ! チャンス!」について、生徒たちの活動を例に示しながら話をしました。

始業式の校長訓話で例に示したのは、「台湾との交流事業」に臨んだeスポーツ部の「チャレンジ」についてです。彼らがこの事業に「チャレンジ」してくれたおかげで、千原台高校に「台湾光復高校との姉妹高校提携」という大きな「チャンス」が訪れました。

入学式の「式辞」で例として示したのは、昨年度、千原台マーケット実行委員の生徒たちが「チャレンジ」してくれた「メルカリによる学校不用品販売」についてです。

この取組への「チャレンジ」は、社会に大きく評価され、全国放送のテレビニュースで取り上げられるという「チャンス」をつかみました。

新年度を迎えた生徒たちが、今年度は、どのようなことに「チャレンジ」してくれるのか楽しみです!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。

【ロアッソ】長崎に3-4で惜敗 敗戦の中にも 成長の証…

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

J2リーグ第9節、ロアッソ熊本対ヴィファーレン長崎の一戦は、前半に長崎が3得点し、一方的なゲームになるかと思われましたが…、

後半に反撃に出た熊本が追いすがりました。

しかし、あと一歩及ばず3-4のスコアで試合終了のホイッスル。熊本にとっては悔しい惜敗となりました。

今日は、この一戦を振返ります。よろしくお付き合いください。

熊本の先発は、

GK 田代

DF 黒木、江崎、大西

MF 大本、上村、豊田、東山

FW べ・ジョンミン、伊東、松岡

前節と同じメンバーです。この試合では、伊東が高い位置でプレーすることが多かったので、FWに伊東の名前を入れました。

対する長崎は4-3-3の布陣。センターFWのエジカル・ジュニオ、左MFのマテウス・ジェズズの2人の強力なブラジル人選手が先発に名を連ねます。

試合の前半は、完全に「長崎のゲーム」となりました。

ボールを奪うと大きく縦横に広がり、スペースをつくって攻める長崎の得意とする形を頻繁につくられて、前半13分に左FWの増山、続く32分にも再び増山、さらに40分には前田にゴールを奪われて、0-3の「3点ビハインド」で前半が終わります。

この試合もヴィクトリーラジオで解説をしていたのですが、私が後半に向けて話したのは次のようなことでした。

「いわき戦では、0-3になってから顔が下がってしまい、さらに失点を重ねて0-6の大敗を喫しました。その試合後『こんな試合は二度としたくない』と語っていたロアッソの選手たちですから、この言葉をピッチで体現してほしいですね。」

そして、後半がはじまると、この私の期待通りのプレーを熊本の選手たちが見せてくれました。

ハーフタイムに熊本のベンチが動き、東山→岩下という1枚目の交替カードを切って後半が始まります。

岩下が交替で入った役割を十分に理解してアグレッシブなプレーをみせると、チーム全体も前半とは見違えるようなアグレッシブな姿に変わりました。

その姿勢が実を結び、後半4分にはべ・ジョンミンの「プロ入り初ゴール」が産まれます。

ボールが長崎のゴールに突き刺さるとともに、ダッシュしてボールを拾い上げ、センタースポットに向けて一目散に走り出したべ・ジョンミンの姿に「反撃の強い意志」を感じました。

続いて6分には、左サイドを伊東が突破。中央に折り返したグラウンダーのクロスが相手選手に当たり、ボールはそのまま長崎のゴールに吸い込まれました。

これで、スコアは2-3です。

このあとも熊本は再三の決定機をつくりますが…、

これを得点に結びつけることが出来ません。このことが、試合結果に大きく響くことになります。

後半26分、同点弾を狙って伊東→神代という交替カードを用意していたところで、長崎にコーナーキックの流れから追加点を奪われてしまいます。

後半のアディショナルタイムに入った47分に、神代が3試合連続のゴールとなるシュートを決めて、さらに反撃を試みますが…、「時すでに遅し」。

試合は、3-4のスコアのまま終了となりました。

「再三の好機であと1点とれていれば…。」

という悔しさは残りますが、0-6で大敗したいわき戦から大きく成長したチームの姿はみせてくれました。

べ・ジョンミンの「プロ初ゴール」、神代の「はじめての流れからの得点」などポジティブポイントもあります。

この悔しさを糧にして、さらにチームとして成長しましょう!

この試合の振返りはYouTubeでもお話ししています。こちらも観てもらえると嬉しいです。

youtu.be

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。

【ロアッソ】雨中の激戦で 山口を撃破! 神代PKで2ゴール!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

4月4日㈬に行われたJ2リーグ第8節レノファ山口ロアッソ熊本の一戦は、熊本が前節に続いてPKキッカーを任された高校生Jリーガー神代の2ゴールで山口に逆転勝ち。見事に2連勝を飾りました。アウェイゲームでの貴重な「勝ち点3」です。

今日はこの試合を振返ります。よろしくお付き合いください。

熊本の先発は、

GK 田代

DF 黒木、江崎、大西

MF 大本、上村、豊田、東山、伊東

FW べ・ジョンミン、松岡

です。

前節からの変更は、岩下→東山のみでした。

対する山口のフォーメーションは4-4-2。「厳しいDF」が持ち味のチームであり、DFの平瀬がDFでありながら2試合連続ゴールを記録しています。

この試合を振り返るにあたって、まず触れておかなければならないのがピッチコンデションです。

試合前に降った大雨の影響で、ピッチが大量の水を含んでおり、「グラウンダーのパスをつなぐのは不可能に近い」という状況でした。

熊本がいつもウォーミングアップで行っているパストレーニングもハンドパスに切り替えて行っていました。

「パスサッカー」が持ち味の熊本が、このコンディションの中でどう戦うのかが注目されます。

さすがにここで「パスサッカー」を展開することは出来ず、熊本も山口もロングパスを多用する展開で試合は進み、前半はお互いに好機を活かすことは出来ずに0-0で終了します。

熊本のベンチがハーフタイムに交替カードを切りました。べ・ジョンミン、伊東→大崎、道脇への2枚替えです。

この交代には、どんなメッセージが込められていると思いますか?

私は、

「後半は、さらにパワープレーに徹しろ!」

というベンチからのメッセージだと感じました。なぜなら、二人はいずれも身長が180cm代後半という長身FWです。

ロングパスやアーリークロスの浮き球のボールで相手選手に競り勝つことが出来ます。

このメッセージをしっかりと遂行した熊本は、後半8分に山口の注目選手である平瀬にヘディングシュートを決められるものの、その後、後半35分にはアーリークロスから、続く41分にはロングスローからの展開でPKを獲得します。

これを神代がきっちりと決めて見事な逆転勝利を飾りました。

アーリークロスもロングスローもいずれも浮き球であり、前線に長身の選手をそろえたベンチの采配が実を結んだPK獲得とも言えます。

得意の「パスサッカー」を封じられた中での「勝ち点3」は大きな重みがあります。

このように「状況に合わせたサッカー」も駆使しつつ、さらに勝ち点を積み上げていきましょう!

この試合については、YouTubeでもお話ししています。こちらも観てもらえると嬉しいです。

youtu.be

次節は4月7日㈰の13時キックオフ。ホームのえがお健康スタジアムで3位の長崎との「九州ダービー」です。

上位にいるチームとの「九州ダービー」を制して、さらに上を目指しましょう!

最後に番組宣伝をさせてください。

ロアッソサポーターにお届けするロアッソ熊本応援番組「バモロッソ! ラジオ」が、いよいよ始まります!

初回放送は、明日、4月6日㈯の午前9時から。くまもとシティーFM791のホームページからサーマルラジオでもご視聴いただけます。

ロアッソを120%応援する30分番組です!

番組のナビ―ゲーターは、フリーアナウンサーの松田ゆかちゃん(ご本人の希望によりゆかちゃんと呼ばせていただきます!)と私、南弘一です。

多くの皆様にお聴きいただき番組へのご感想などもお寄せいただけると嬉しいです!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。

【千原台】台湾交流事業3日目 大盛況! ~eスポーツ交流戦~

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

千原台】台湾交流事業3日目 大盛況! ~eスポーツ交流戦

です。

今回の台湾交流事業のメインイベントである「eスポーツ交流戦」の様子をお話しします。よろしくお付き合いください。

千原台高校eスポーツ部と台湾・光復高校との「eスポーツ交流戦」の舞台となったのは、今年度から熊本市に開校する「eスポーツ高等学院」さんが経営する「くまもとeスタジアム」でした。

ここには、最新のゲーミングパソコンはもとより正面には巨大なスクリーン、LFDを使った照明施設などが完備されていて、今後「熊本のeスポーツの聖地」となっていくのは間違いないと思われる素晴らしい施設です。

この施設の最初のイベントとして行われたのが、今回の「eスポーツ交流戦」だったのです。

私が会場に到着した時には、リハーサルが始まっていました。

そして、ステージの中央でマイクを握っていたのは、お笑いコンビ「はんにゃ」の川島さん。「レジェンド川島」としてゲーム実況などの世界で大活躍されている方です。

「さあ、イベントを盛り上げていくぞ!」

という矢先にとてもショッキングなニュースが飛び込んで来ました。

「台湾の東部海域を震源とするマグニチュード7,7の大規模な地震が発生がしました。」

というニュースです。

今回、交流をしている光復高校がある新竹市からもそう遠くはない場所です。

すぐに、引率の先生をはじめ生徒の皆さんは台湾に連絡をとられたところ、

「家族も自宅も無事です。」

ということを確認できました。ただ、新竹市でもかなりの揺れがあり、図書室の本が落ちたりはしているということでした。

震源に近い町では死者も出ているというニュースも入ってきました。

イベントのはじめの校長挨拶は、

「今回の台湾東部地域で起こった大規模地震でお亡くなりになった方々に哀悼の意を表すとともに、被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。」

という言葉からはじめました。

交流団の皆さんのご自宅や学校に大きな被害は出ていないということで、その後のイベントは予定通りに実施していきました。

最初に行った「学校対抗戦」では、台湾の皆さんの強さに圧倒され、千原台高校の完敗に終わったのですが、次に行った「ミックス戦」は、最高の盛り上がりをみせました。

今回のイベントで行ったのは「リーグ・オブ・レジェンド」というゲームです。

このゲームは、5人対5人で戦うゲームで、横に並んだ5人のチームメイト間でのコミュニケーションが欠かせません。

台湾の生徒たちと千原台高校の生徒たちがミックスしてチームを組んでいるので、お互いのコミュニケーションが欠かせないわけです。

それまで、はたから眺めていて若干感じられた「言葉の壁」が、この「ミックス戦」によって、一気に乗り越えられました。

ゲーム内容も常に拮抗する好ゲームで、最終的には43対41というスコアのクロスゲームで試合は終わりました。

イベントの最後には、「サプライズゲスト」として「くまモン」も登場してくれて、選手の皆さんを喜ばせてくれました。

くまモンを囲んで記念撮影をする選手たち

交流戦を終えた後にeスポーツ部長が語ってくれた

「僕は、eスポーツをしたくて千原台高校に入学し、eスポーツ部に入部しました。でも、その時には、こんな素晴らしい経験が出来る未来は想像していませんでした。台湾の人たちとあんなに素晴らしい施設でeスポーツを行い、友情を深められたという経験は、eスポーツ部のこれからの宝になると思います。ありがとうございました。」

という言葉に、このイベントの素晴らしさが凝縮さていると感じました。

お力添えをいただいたすべての皆さんに心より感謝申し上げます。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。

【千原台】「姉妹校協定締結式」をしました! 台湾光復高校との交流事業2日目

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

千原台】「姉妹校協定締結式」をしました! 台湾光復高校との交流事業2日目

です。

昨日(4月2日)に行った台湾光復高校との「姉妹校協定締結式」の話題を中心にお話しします。よろしくお付き合いください。

交流事業2日目の生徒たちの活動の中心は、「阿蘇方面への観光」でした。

朝の9時に台湾の皆さんと一緒に千原台高校のeスポーツ部のメンバーもマイクロバスに乗り込んで出発。

熊本地震震災遺構」「阿蘇神社」「いちご狩り農園」などを巡る旅へと出かけました。

私たち教職員にとってのこの日の「メインイベント」は、午後4時から行う「姉妹校協定締結式」です。

これまでにオンラインミーテイングやメールによる締結覚書の内容確認などを行い、この日に備えてきました。

さらに、昨日(4月1日)には、対面での話し合いを行い「今後の交流事業の進め方(案)」も提示してほぼ合意に達することが出来ました。

「姉妹校協定締結式」の内容は次の通りです。

⑴ 開式

⑵ 協定内容確認

⑶ 覚書 署名

⑷ 記念品交換

⑸ 閉式

※ 閉式後懇談

千原台高校の2人の教頭のうち一人である田代教頭が「進行」を務めます。

「開式」の後の「協定内容確認」では、もう一人の教頭である友枝教頭が「覚書」を読み上げて「協定内容」を確認しました。

そして、いよいよ「覚書 署名」です。

今回は、光復高校の校長先生の来日が叶わなかったため、先に署名をいただいた「覚書」をお持ちいただきました。

なので「締結式」では先に私が署名をし、その後に今回の訪問団の団長である藍先生に「立会人署名」をいただいて「姉妹校協定」の締結が完了しました!

私が署名をしたのち立会人署名欄にサインされる藍団長

ここまでにご協力いただいた多くの皆様への感謝の気持ちがあふれた瞬間でした。

このあとに「記念品交換」を行い、「姉妹校協定締結式」は無事に終了。

笑顔での記念撮影となりました。

来日されたお二人(左から謝先生、藍先生)とともに笑顔でポーズ(右端:友枝教頭)

ここからが「台湾との交流事業」の本当のスタートです。

千原台高校、台湾光復高校の生徒たちの成長につながる事業になるように取り組んでいきます!

なお、この模様は熊本朝日放送(KAB)のニュースでも報道されましたのでこちらも観てもらえると嬉しいです。

news.yahoo.co.jp

今日(4月3日)は、いよいよ今回のメインイベントである「eスポーツ交流戦」が熊本市に新設されたばかりの「くまもとeスタジアム」(ホテルキャッスル隣)で行われます。

eスポーツファンの皆さんにはおなじみの「レジェンド川島」ことお笑いコンビ「はんにゃ」の川島さんもゲストとして来ていただきます。

午後2時半からの開催ですので、お時間の都合のつかれる方は、ぜひとも会場に来ていただけると嬉しいです!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。