どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
【校長の仕事】台湾交流事業を共催していただいた熊本朝日放送(KAB)にご挨拶へ
です。
4月1日~4日に実施した「台湾光復高校との交流事業」を共催していただき、多大なお力添えをいただいた熊本朝日放送(以下、KAB)さんにお礼のご挨拶に行って来ましたので、今日はこの話題をお話しします。よろしくお付き合いください。
今回の交流事業のきっかけになったのは、昨年、KABのプロジェクトを手掛けるプロデューサーさんから、
「熊本市内に『くまもとeスタジアム』という施設が新設されるのですが、その施設を使わせていただいて、千原台高校のeスポーツ部の皆さんと何かのイベントが出来ないかと思っているのですが、いかかがでしょうか?」
というお話をいただいたのがきっかけでした。
すぐに、eスポーツ部の顧問の先生を通じて生徒たちに尋ねてみたところ、
「ぜひ、やりたい!」
という返事が返ってきました。
「では、どんな相手と対戦する形にしようか?」
と考える中で出てきたアイデアの一つが、「台湾の高校生と対戦してみたい」というアイデアでした。
千原台高校では、コロナ禍前までは、熊本市が姉妹都市提携を結んでいるアメリカ合衆国のサンアントニオ市にある高校との交換留学制度を実施していたのですが、コロナの影響でストップして以来、再開のめどが立っていない状況でした。
そんな中で、「今後の国際交流事業の相手校は台湾の学校にしていきたい」と考えていた私の思いとも見事に合致し、このイベントのアイデアが実現に向けて動き始めたのでした。
そこからイベントの実現にこぎつけるまでの約8カ月。KABのプロデューサーの方とは、まさに「二人三脚」という感じでここまで進んで来ました。
感謝してもしきれない思いがあります。
台湾の生徒たちを見送る日だけが、そこまでのすべてのイベント日程に同行されていたプロデューサーさんの参加が叶わず、見送りの様子を電話で報告した際には、
「南先生のお話を聞いただけで、今、胸が熱くなっています。」
と言っていただき、その言葉を聞いた私も熱いものがこみ上げてきました。
このイベントを通して、eスポーツ部の生徒たちは大きく成長しました。そのような成果を感じることが出来たのは、KABさんのご協力があってこそです。
ということで、昨日(4月9日)の15時にお礼状と台湾の皆さんから託されていた記念品を持って、KAB本社を訪ねました。
役員応接室にて、KABの社長さん、担当執行役員の方、それにプロデューサーさんのお三方で迎えていただき、一時間弱にわたり、今回の事業の報告を聞いていただきました。
KABさんからも、
「社をあげて、今後も『地域と地域をつなぐ活動』を展開していきたい。」
というお話をいただき、
「これからもいろんなことを一緒にやっていきましょう。」
と言っていただきました。
学校の力だけではなかなか実現できないことを同じ方向を向いてお力添えいただける心強い存在です。
なお、今回の交流事業の様子は5月6日(月)の午前中にKABで30分番組として放映されることになっています。
こちらもご視聴いただけると嬉しいです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。