YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【ロアッソ】甲府に先手をとられつつ… 道脇のゴールでドロー

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日(4月14日)行われたJ2リーグ第10節、ロアッソ熊本ヴァンフォーレ甲府の一戦は、3度にわたり甲府に先手を取られるも、最後は道脇のJ2リーグ戦初ゴールで3-3に追いつきドローゲームとなりました。

今日はこの一戦を振返ります。よろしくお付き合いください。

まずは、熊本の先発メンバーです。

GK 田代

DF 黒木、江崎、大西

MF 大本、上村、豊田、岩下

FW 竹本、伊東、松岡

前節からの変更は2人。べ・ジョンミン→竹本、東山→岩下。オフシーズンに負傷して調整が続いていた竹本は今シーズン初先発です。

対する甲府は、4-2-3-1の布陣。FWに入るファビアン・ゴンザレス、左のMFのアダイウトンなどの外国人選手が強力です。ベンチには40歳になる大ベテランのピーター・ウタカも控えています。

立ち上がり早々にゲームは動きました。

前半5分、この試合で最初のコーナーキックを獲得した甲府。長身を活かすために高いボールを供給すると思いきや、グラウンダーのパスを送り、これをMFアダイウトンがシュート。一度は熊本のGK田代がセーブするも、最後はこぼれ球を再びアダイウトンにシュートされてこれが甲府の先制点となりました。

熊本もすかさず反撃します。

前半11分、大本と竹本のコンビプレーで右サイドを崩し、最後は竹本が右足を振り抜きました。これが、甲府のゴールネットを揺らし1-1の同点に。

しかし、次のキックオフのからの流れで甲府のMF木村にミドルシュート決められて、あっという間に甲府に再び勝ち越されます。

前半42分には、大本のクロスに走り込んだ岩下がヘディングシュート。これが決まって再び2-2の同点に追いつきますが…。

前半のアディショナルタイムも8分が経過した53分、甲府フリーキックを獲得。直接狙ったシュートがクロスバーに当たり、リバウンドを甲府のMF三平が押し込んで、またまた甲府が勝ち越し点。

前半のラストワンプレーで失点してしまった熊本は2-3と1点のビハインドで後半を迎えます。

後半になると、甲府が3-5-2の布陣に切り替えてきました。

ただ、そんな中でも熊本は主導権を握ってゲームを進めます。

度々チャンスはつくるのですが、得点が奪えないという展開が続いていた後半34分でした。途中出場でピッチに立っていたFW道脇が縦パスを受けると、最後は左足を豪快に振り抜いてシュート。これが甲府のゴールに突き刺さり、待望のJ2リーグ戦でのプロ入り初ゴールを記録します。

これで、スコアは3-3に。

最後は長身のFW大崎を送り込み、さらに勝ち越し点を奪いに行きますが、それは叶わず、3-3の同点のままで試合終了のホイッスルが鳴りました。

竹本の今シーズン初先発でのゴール。道脇のJ2リーグ戦でのプロ入り初ゴールとポジティブポイントはあったものの、再三チャンスを作れていただけに「悔しい引き分け」という結果になりました。

最も悔やまれるのは、失点の時間帯が良くなかったことです。

1点目は、試合開始直後の前半5分。2点目が得点を奪った直後。そして、3点目は前半終了間際のラストワンプレー。

これらの時間帯は、サッカーでは「最も集中すべき時間帯」と言われています。

もちろん、熊本の選手たちは集中してプレーをしているとは思いますが、この辺の集中力をもうワンランク上げることが出来れば、勝ち点をもっと積み上げられます。

内容的には良い試合が出来ているだけにもったいない。

次節、岡山戦こそは「内容を結果につなげる試合」をして、「勝ち点3」をゲットしましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。