YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

人生100年時代を支える「歯の健康」 久々の歯医者通いで思うこと…

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日は、少し仕事の話題から離れて、「健康」についてのお話です。

突然ですが、皆さんは、「歯の健康」に自信がありますか?

私が生まれ育った時代「昭和の時代・後半」は、「高度経済成長」を経て、「物質的な豊かさ」に恵まれ始めていた時代でした。

それとともに、子どもたちに訪れたのが「虫歯」の急増でした。

ですから、その頃から学校で行われる健康診断の一つに「歯科検診」が加えられ、そこで「虫歯」が見つかると、学校から「通知」が届き、

「夏休みや冬休みなどの長期のお休みの間に、歯医者さんに行って、虫歯の治療をしておきなさい。」

「虫歯は、ほっといても絶対に自然には治りません!」

などという指導が行われていました。

また、「歯磨き」の重要性も指導されるようになり、「食後の歯磨き」は、日本国民の当然の「習慣」として、根付いていきました。

このような時代に育ったことと、両親が「虫歯になりにくい歯の質」に生んでくれたおかげで、小学校の頃に1度だけ「虫歯の治療」をして以来、ほとんど歯医者さんとは、「無縁の生活」を送ってきました。

その次に、歯医者さんのお世話になったのは、今から15年ほど前、40代になってからでした。

急に左の奥歯が痛み出し、歯医者さんに行くと、

「この痛みは、『親知らず』のせいですね。左下の奥に『親知らず』が生えてきているのですが、それが、斜めに生えているので、奥歯を圧迫して痛みが出てるのです。」

とのこと。

「『抜歯』するか?とりあえず、薬で炎症を抑えるか?二つの方法があります。」

「ただ、『親知らず』がかなり大きくなっていますので、『抜歯』するには、かなりの大手術になりますが…」

私は迷わず、

「薬でお願いします!」

と答えました。

というわけで、この時には、薬で炎症を抑え、そのうちに「親知らず」の成長も止まり、無事に「奥歯の痛み」から解放されました。

このとき、歯医者さんからもう一つ指摘されたことがありました。

「南さん、あなたのは歯は、虫歯には強いみたいです。ただ、心配なのは『歯茎』です。すでに、歯と歯茎の間に『歯石』がかなりついていますので、このままにしておくと、歯茎が傷んでしまい、せっかくの丈夫な歯も全部抜けてしまうことにもなりかねません。」

「そうならないように、定期的に『歯石とり』に来てください。」

せっかく両親からもらった「虫歯になりにくい歯」が、「歯茎の不健康」のせいで、全部抜けてしまっては、元も子もありません。

すぐに、「歯石とり」の予約を入れてもらいました。

それから、しばらくは、半年に1回くらいのペースで、まじめに「歯石とり」をしていたのですが・・・

「歯の痛み」も「歯茎の痛み」もない生活。40代後半になり、「毎日の授業」、「生徒指導」、「サッカー指導」に追われる生活。そんな中で、いつの間にか「歯石とり」から離れる生活になっていました。

そんな中、2週間前ほど前のことでした。

右の歯で食べ物を噛むと右上の奥歯に「痛み」を感じました。そのうちに、冷たい飲み物を飲むと、右上の奥歯にしみる感覚が出てきました。

「これは、まずいぞ。」

と感じた私は、久しぶりに歯医者さんの予約を入れました。11月5日のことでした。

そして、歯医者さんで診てもらうと…

「右上の奥歯のところの歯茎が縮んできていて、歯の奥の神経に直接、食べ物や飲み物が当たる状態になっていますね。」

「とりあえず、そこに『エナメル』を塗っておきますので、しばらく様子をみておいてください。」

そして、歯医者さんが立ち去られたあとに、歯科衛生士の方から、

「南さん、ずいぶんお久しぶりですね。最後に来られたのは、平成22年ですよ。」

そうです。私が、「歯石とり」をさぼり始めて、すでに11年の月日が流れていたのです。

「南さんの場合、これからも『虫歯』になることは、ないと思います。ただ、心配なのは『歯茎』です。11年分の『歯石』が歯茎をかなり圧迫していますよ。」

「すみません。」

すぐに、「歯石とり」の予約を入れました。

そして、先日、11月12日に1回めの「歯石とり」に行ってきました。

「11年分ですので、一度にはとれませんね。今日は、下の歯だけにしておきます。」

ということで、下の歯についている「歯石」をとってもらいました。

次は、11月26日に上の歯の「歯石とり」の予約を入れています。

こうして、久しぶりに歯医者さんのお世話になって考えたのが「歯の健康」の大切さです。

皆さんは、「8020運動」って聞いたことあますか?

これは、私が小学校で教師をしている頃ですから、今から20年以上前に盛んに言われていた言葉で、

「80歳になったときに20本の歯が残っているように、歯の健康を保っていきましょう。」

というキャンペーンです。

おかげさまで、私の両親は、今度の誕生日で80歳を迎えますが、まだ「入歯」は使っておらず、「8020」は達成しているようです。

私も、せっかく両親からもらった「丈夫な歯」が、すべて抜けてしまうという「悲劇」にならないように、これからは、定期的に「歯石とり」に通い、「口腔内の清掃」に努めていこうと決意しました。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、皆さんにとって素敵な一日になりますように。