どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
「暑さ寒さも彼岸まで。」
という言葉は本当にその通りだと、お彼岸が近づくたびに実感します。
お彼岸を今週末に控えたこの前の土日は、すっかり暖かくなり、気温で「春の訪れ」を感じましたね。
私には気温ともに「春の訪れ」を感じたものが、もう一つありました。
それは、「色」です。
以前のブログでもお話ししたように、土曜、日曜などのお休みの日には「朝の散歩」に出かけるのをルーティーンとしています。
この前の土曜日にも、いつもの土曜日のように「朝の散歩」に出かけました。
私の散歩コースには、近所にある熊本大学薬学部内の「薬園パーク」が含まれています。
その前の週に散歩した時に「薬園パーク」内でみられた色は、ウメの「白」とシダレウメの「ピンク」の2色だけでした。
寒さの中に咲き誇る「白梅」と「紅梅」。これも春の訪れをまじかに控えた季節感を感じさせてくれます。
それが、一週間の間に一気に変わり、「色」が増えていました。
最初に目にした新しい「色」は、「黄色」でした。
「黄色」と言えば…
「菜の花」です。
あちらこちらに、数多くの「菜の花」が咲き誇っています。
次に観にした色は「紫色」。
ただ、知識不足の私はその「紫色」に咲き誇る植物の名前がわかりません。
そこで、思い出したのが「植物の写真を撮影すると植物名を教えてくれるアプリがある」という情報です。
この情報を得たのは、先日読了していた「ヒトの壁 養老孟司著」からです。
早速アプリをダウンロードして2種類の紫色の植物の写真を撮影し、調べてみると…
一つ目の「紫色」は「ホトケノザ」。
これは名前は聞いたことがありましたが、恥ずかしながら紫色の花を咲かせるとは知りませんでした。
あと一つの「紫色」は「ムラサキハナナ」と言います。この名前は「初耳」です。
正式名は「オオアラセイトウ」という「アブラナ科」に属する植物だそうです。
次に目にしたのは「赤色」です。
これは、花ではなくて樹木についている小さな実の色です。
これも写真に撮ってアプリで調べてみると…
「クロガネモチ」という樹木の実だとわかりました。
さらに多くの植物がみせてくれた色は「白色」です。
「白色」で最初に目についたのは「スイセン」でした。「スイセン」の中でも白い花を咲かせるものを「ペーパーホワイト」と呼ぶそうです。
次にみられた「白色」は「タンポポ」の「綿毛」でした。数多くの「タンポポ」が「綿毛」を大きく膨らませています。
またまた目についた「白色」があります。
どうやら「サクラ」のようですが、「ソメイヨシノの開花までは、あと一週間」という報道でした。
この「サクラ」は何だ?
調べてみると…
「カラミザクラ」ということでした。
「早咲きの桜」としては「カワヅサクラ」が有名ですね。
「カワヅサクラ」がピンク色の花を咲かせるのに対して、「カラミザクラ」の花の色は「白色」。
一足早く「ソメイヨシノ」の開花を目にしたような気分で、さらに「春の訪れ」を感じさせてくれます。
養老孟司氏が、彼の著書「ヒトの壁」の中で、「都市生活から離れて田舎へ行き、自然を感じることの重要性」を述べていました。
私が住んでいる場所は、「都会」というわけではありませんが、熊本市の中心部、住宅街です。
そんな中で「熊本大学薬学部・薬園パーク」で「自然」を感じることが出来る週末の「朝のお散歩」は、私にとって心安らぐひと時でした。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。