YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

サッカー協会公認C級コーチライセンス 高森コース 「指導実践」では…

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。それに、あと一つ、熊本県サッカー協会の「47FA(47都道府県サッカー協会)インストラクター」という役割を担っています。

その仕事内容については、昨日のブログでお話ししましたので、ここでは割愛します。

ということで、昨日は、阿蘇の高森で行われている「C級コーチライセンス講習会」に講師の仕事をしに行って来ました。

昨日行われたのは「指導実践」です。(「指導実践とは何か?」についても、昨日のブログをご参照ください。)

日本サッカー協会は「ライセンス講習会」の内容を4年おきに改訂しています。

以前の「C級コーチライセンス講習会」では、こちらで指定したトレーニングを一人の受講生がコーチングするという「指導実践」を行っていたのですが、今回改訂されたC級コースでは、やり方が違います。

今回の高森コースには、16人の受講生が参加しているのですが、それを4人ずつの4グループに分けます。そして、その4人グループで、テーマに対するトレーニングを「プランニング」し、4人がそれぞれ「ウォーミングアップ」、「トレーニング①」、「トレーニング②」、「ゲーム」の指導を担当するというやり方です。

今回の改定でC級の「指導実践」の難度は、かなり上がったと感じています。

その理由は二つあります。

一つ目は、「ロールモデル」がないということです。以前のC級では、「実技」でインストラクターが受講生に対して行ったトレーニングを「ロールモデル」として、「指導実践」を行うことが出来ました。しかし、現在は「プランニング」しなければならず、それぞれが考えたトレーニングを行うために、そうはいきません。

二つ目の理由は、「プランニング」をすることの難しさです。「ゲームを分析する」→「トレーニングをプランニングする」→「トレーニングを行う」→「再びゲームを分析し、トレーニングの成果を確認する」→「次のプランニングをする」というサイクルがコーチの仕事であり、日頃から行っていることではあるのですが、「指導実践」で与えられた「テーマ」に沿って、なおかつ、選手の実態に合ったトレーニング内容を「プランニング」するというのは、なかなか難しいものです。

昨日の「指導実践」では、4人のインストラクターがそれぞれ1グループずつを「メイン」で担当しました。「メイン」のインストラクターが「指導実践」後の「ディスカッション」の進行役を務めます。

私は、1番目のグループを担当しました。テーマは「ボールを奪う」です。

「相手陣内で、いかにしてボールを奪うか?」ということを高めるトレーニングを行うことが求められています。

第1組目ということもあり、4人ともかなりの緊張感のなかでの「指導実践」でした。

もちろん、すべてがうまくいったわけではありませんが、全員が情熱を持って、全力で取り組んでいることが伝わりました。

今回のC級コースも今日が最終日です。

受講生の皆さんが、無事にC級を取得され、今後は、同じサッカーコーチとして、様々な場面でともに高めあっていけることを楽しみにしています。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日は、午後7時から熊本市えがお健康スタジアムで、J2リーグ第34節・ロアッソ熊本大宮アルディージャの一戦が行われます。

私も「ヴィクトリーラジオ」の解説の仕事でスタジアムに行きます。一緒に、ロアッソ熊本に声援を送りましょう!

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。