どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
「熊本県サッカー協会 A級・B級トライアル1回目」を開催しました!
です。
昨日(12月10日)、熊本県嘉島町の熊本FAフットボールセンターにて開催した「熊本県サッカー協会 A級・B級トライアル1回目」についてお話しします。よろしくお付き合いください。
「熊本県サッカー協会 A級・B級トライアル1回目」とは、来年度の「日本サッカー協会公認A級・B級コーチライセンス講習会」に参加したいという指導者の方々に「指導実践」をしていただき、それらを私たち熊本県サッカー協会指導者養成チューターが採点して、熊本県サッカー協会からの推薦者を決めるというものです。
毎年、12月と2月に2回開催しています。その1回目が、昨日でした。
今年もA級に4名、B級に12名の指導者の方々にチャレンジしていただきました。
このうちA級に推薦できるのは、熊本県からは1~2名。B級に推薦できるのは、2~3名(熊本県協会主催のB級は隔年開催で来年度は実施しないため)です。
参加者の方々にとっては、「狭き門」ということになります。
参加者には、事前に「課題」が課されています。それは、A級・B級それぞれのテーマについての「指導案」を準備しておくことです。
例えば、B級であれば「攻撃・ゴールを奪う(相手陣)」「守備・ボールを奪う(相手陣)」「攻撃・ゴールを目指す(自陣」」「守備・ゴールを守る(自陣)」という4つのテーマすべてに対する「指導案」を用意しておかなければなりません。
そして、当日の受付で抽選で行い、自分が引いたテーマについての「指導実践」を行います。
「指導案」には、「ウォーミングアップ」「トレーニング1」「トレーニング2」「ゲーム」という4つのトレーニングメニューが記されているのですが、当日の「指導実践」でやってもらうのは「トレーニング2」と「ゲーム」です。
「指導実践」の時間は2つのトレーニングメニュー合わせて15分。どのタイミングで「トレーニング2」から「ゲーム」に移行するかは、指導者に任されています。
この「勝負の15分間」のために参加者の方々は、その何十倍という時間を費やして準備してくることになります。
私たちチューターは、それぞれのコマに割り振られ、担当のセッションが決められています。
「指導実践」を終えた参加者は、担当のチューターから「指導実践」についての「振返り」を受けて、次回のトライアルまでにその課題を修正して、2回目のトライアルに挑戦することになります。
というのが、「トライアル」の流れです。
参加者の方々に、
「指導実践をして良かった。勉強になった。」
と思っていただけるように、私も緊張感を持って、「指導実践」の採点と振返りに臨みました。
午後4時半にグラウンドに集合し、最後の方が「指導実践」を終えたのは午後7時半でした。
参加された指導種の皆さん、そして、選手役を引き受けてくれた大津高校、熊本商業高校の選手の皆さんをはじめとするすべての関係者に心からの感謝と敬意を表します。
皆さん、お疲れさまでした。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。