どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のブログのタイトルは、
研究授業旬間 教職1年目・若手教師のチャレンジ!(中編)
です。
(前編)では、「研究授業」とは何か。また、教職1年目の若手教師が「公共」の研究授業にチャレンジしてくれたことをお話ししました。
今日は、授業の内容をお話ししますね。
授業の「導入」では、
「『契約』について知っていることをchromebookに打ち込んで送ってください。」
という「指示」がされました。生徒たちが撃ち込んだ内容が、次々に大型テレビに映し出されます。
続いて、「本時の目標」を板書して確認。
その後、最初の「発問」です。
「発問」とは、「生徒の思考を促すために問いを発すること」を言います。
「ハヤトくんが、100円でジュースを買おうとしています。『契約』が成立したと言えるのは、次のどの時点だと思いますか?
① ハヤトくんが『ジュースください。』と言って、店員さんが『100円です。』と言ったとき。
② ハヤトくんが100円を支払ったとき。
③ ハヤトくんがジュースを受け取った時
①、②、③のどれかに手を挙げてください。」
生徒の意見は①、②、③、ほぼ同数に分かれました。
ここで、先生は、
「正解は①です。実際に物のやり取りが行われていなくても、そして、口約束でも『契約』は、成立します。」
と「説明」しました。
次に、
「小学生の頃に、携帯電話を持っていなかったときはどうしていましたか?」
と発問して、
「○○時に学校の運動場に集合して、サッカーしようぜ。とか『約束』していました。」
という答えを生徒から引き出し、「契約」と「約束」の違いを「説明」しました。
そして、プリントを配布して、
「大事なポイントは、プリントに書いていってくださいね。」
という「指示」を出しました。
そして、最後の「発問」は、
「『契約』が取り消せるのは、どんな時でしょうか。」
というもので、これについては、グループで話し合うように「指示」が出されました。
最後に、若手教師がこの授業のポイントを「説明」して、この授業は終了しました。
翌日、
「せっかく授業を丸々1時間みせてもらったから、ちょっと授業についてお話ししませんか。」
ということで、若手教師と私の2人で「ミニ授業研究会」を行いました。
あなたは、このブログを読んでいただいて、この授業の「推奨点(良かったところ)」はどこで、「課題」はどこにあると感じましたか?
私が若手教師に伝えたことは…
その中身については、明日のブログでお話ししますね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。