YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

研究授業旬間 教職1年目・若手教師のチャレンジ!(中編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のブログのタイトルは、

研究授業旬間 教職1年目・若手教師のチャレンジ!(中編)

です。

(前編)では、「研究授業」とは何か。また、教職1年目の若手教師が「公共」の研究授業にチャレンジしてくれたことをお話ししました。

今日は、授業の内容をお話ししますね。

授業の「導入」では、

「『契約』について知っていることをchromebookに打ち込んで送ってください。」

という「指示」がされました。生徒たちが撃ち込んだ内容が、次々に大型テレビに映し出されます。

続いて、「本時の目標」を板書して確認。

その後、最初の「発問」です。

「発問」とは、「生徒の思考を促すために問いを発すること」を言います。

「ハヤトくんが、100円でジュースを買おうとしています。『契約』が成立したと言えるのは、次のどの時点だと思いますか?

① ハヤトくんが『ジュースください。』と言って、店員さんが『100円です。』と言ったとき。

② ハヤトくんが100円を支払ったとき。

③ ハヤトくんがジュースを受け取った時

①、②、③のどれかに手を挙げてください。」

生徒の意見は①、②、③、ほぼ同数に分かれました。

ここで、先生は、

「正解は①です。実際に物のやり取りが行われていなくても、そして、口約束でも『契約』は、成立します。」

と「説明」しました。

次に、

「小学生の頃に、携帯電話を持っていなかったときはどうしていましたか?」

と発問して、

「○○時に学校の運動場に集合して、サッカーしようぜ。とか『約束』していました。」

という答えを生徒から引き出し、「契約」と「約束」の違いを「説明」しました。

そして、プリントを配布して、

「大事なポイントは、プリントに書いていってくださいね。」

という「指示」を出しました。

そして、最後の「発問」は、

「『契約』が取り消せるのは、どんな時でしょうか。」

というもので、これについては、グループで話し合うように「指示」が出されました。

最後に、若手教師がこの授業のポイントを「説明」して、この授業は終了しました。

翌日、

「せっかく授業を丸々1時間みせてもらったから、ちょっと授業についてお話ししませんか。」

ということで、若手教師と私の2人で「ミニ授業研究会」を行いました。

あなたは、このブログを読んでいただいて、この授業の「推奨点(良かったところ)」はどこで、「課題」はどこにあると感じましたか?

私が若手教師に伝えたことは…

その中身については、明日のブログでお話ししますね。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。