YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

熊本県高校総体 自転車ロード 千原台が上位独占!

どうも、南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

令和4年度熊本県高校総合体育大会、自転車競技(ロードの部)が、5月21日(土)に熊本県大津町HSR九州で開催されました。

今日のブログでは、この大会の模様をお話ししますね。

先日のブログでもお話ししたように、今年の熊本県高校総合体育大会は、6月3日(金)に総合開会式が行われるのですが、自転車競技については「先行開催」されており、5月14日(土)、15日(日)に福岡県の久留米競輪場で、すでに前半の「バンクの部」を終えています。

自転車競技では、様々な種目に選手たちが出場して順位を競うわけですが、その順位をポイントとして加算していき、最後に合計点を争う「学校対抗」もあります。

この「学校対抗」(男子の部)では、先週の久留米競輪場での前半の部を終えて、九州学院高校が千原台高校に7ポイント差をつけて首位に立っていました。

ということで、千原台高校が「学校対抗」で優勝し、昨年度に続いて2連覇を果たすためには、この日の「男子ロードの部」で九州学院の選手たちよりも上位の着順でレースを終え、7ポイント差を逆転することが必要という中での大会となりました。

先に行われたのは、「女子ロードの部」。

こちらは、千原台の女子選手が1位、2位、3位を占める結果で終わりました。

そして、いよいよ「学校対抗」での逆転優勝をかけた「男子ロードの部」のスタートです。

「男子ロードの部」では、一周2km強のサーキットコースを25周、58.75kmを走ります。

約20人の選手たちが一斉にスタートをするとすぐに「先頭集団」が形成され、しばらくは先頭を交代しながら、集団でコースを走っていきます。

5周くらい走ったところで、2人の選手が集団を抜け出しますが、この2人は同時に開催されている「熊本県自転車競技選手権(エリートの部)」に出場している大人の選手でした。ですから、高校総体の順位には関係しません。

高校総体の優勝を争う九州学院高校と千原台高校の選手たちは、いずれも「先頭集団」の中にいる状態で、その後も周回を重ねていきます。

そして、いよいよ残り4周、3周、2周とゴールが近づいてきますが、まだ集団は崩れません。

ついに残り1周。集団で走っていた選手たちのスピードが一段と上がり、集団が縦長になっていきます。

勝負はゴール手前のホームストレッチまでもつれ込み、スプリント勝負となりました。

このスプリント勝負を制して、1位でゴールしたのは千原台高校の奥村圭志くんでした。記録は1時間25分2秒6。

2位に入った九州学院高校の選手の記録が1時間25分3秒3でしたので、その差は、わずか0,7秒です。

さらに、3位、4位、5位で千原台高校の選手たちがゴールし、上位の着順を独占!

「学校対抗」でも7ポイント差を逆転し、千原台高校が男子の部での2連覇を達成しました。

千原台高校は、2年連続11回目の優勝です。

約1時間半の間、ペダルをこぎ続け、そして、わずか0,7秒の差で明暗が分かれる勝負の世界。自転車競技の厳しさと楽しさを感じるレースでした。

今後開催される「九州高校総体」、「全国高校総体」での千原台高校・自転車競技部の活躍に、さらなるご声援をお願いします。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。