どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
昨日読了した本、成毛 眞(なるけ まこと)著「俺たちの定年後」(ワニブックス)の一節に、「まさに我が意を得たり!」というところがあったので、今日は、そのことについてお話ししますね。
まずは、著者の成毛 眞さんのプロフィールです。
成毛 眞(なるけ まこと)
1955年北海道生まれ。
中央大学商学部卒業後、株式会社アスキーなどを経て、86年マイクロソフト株式会社(現・日本マイクロソフト株式会社)入社。91年、同社代表取締役に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。
元スルガ銀行社外取締役。現在は、書評サイト「HONZ」代表も務める。近著に『インプットした情報を「お金」に変える黄金のアウトプット術』(ポプラ新書)、『AI時代の子育て戦略』(SB新書)、『amazon 世界最先端の戦略がわかる』(ダイヤモンド新書)などがある。 (本書背表紙から引用)
という経歴の持ち主で、1990年代の後半から2000年代のはじめにかけて日本の「IT産業界の牽引者」的な存在として活躍した人です。
そのような著者が、
「勤務先に通わなくなることを定年というのであれば、私は40歳代の頃から、定年後の生活を送っているようなものである。幸いにして、その定年後の生活で苦労をしたことがない。定年生活の『先輩』として、まもなく定年を迎える読者の参考になることも少しは言えるだろう。」(本書p5より引用)
という動機で執筆したのが本書です。
今年の誕生日で58歳を迎え、「定年」という言葉が現実味を帯びてきた私にはぴったりの本ということで、手にとりました。
本書の構成は以下の通りです。
第1章 60歳になったら、新しい人生を歩め
第2章 定年したら、サラリーマン的な生活は捨てろ
第3章 近所を歩けば次々と楽しみが見つかる
第4章 60歳からは愛想よくしようと考えるな
第5章 自分を拡張する10のツールを手に入れよ
第6章 計画は壮大かつ綿密に立てよ
どの章にも「なるほど…」と思えることがいくつも書かれていたのですが、私が特に「我が意を得たり!」と感じることが、第6章に書かれていました。
その中身とは…
ここからが、今日のタイトルに関わるのですが、少し長くなりそうなので、この続きは明日の[後編]でお話ししますね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。