YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

数々の感動をありがとう! ~千原台高校体育大会~

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日(4月28日)、千原台高校では「令和5年度体育大会」を開催しました。コロナ禍の中で、ここ3年間は「無観客」や「入場制限」の中での開催でしたが、今年は4年ぶりに「入場制限なし」での開催となりました。

ということで、今日のブログでは、数々の「感動の場面」がみられた体育大会の様子をお話しします。よろしくお付き合いください。

午前8時40分、開会式を行いました。当然、「学校長挨拶」があります。

そこでは、「4年ぶりに入場制限なしで開催できることへの感謝」、「体育大会は、『一生懸命はカッコイイ!~リーダーシップ、フォロワーシップの育成~』という千原台高校のモットーを発揮する場面がたくさんある行事であること」、「今大会のスローガンである『All for All』の意味とこのスローガンの達成を感じたリハーサルでのエピソード」などを話しました。

午前9時、競技が開始されました。

生徒会の発案で今年度、プログラムに加えられた「借り物競争」では、

「校長先生、お願いします!」

ということで、私も借りだされ、2人の生徒と手をつないでゴールしました。

その後、競技が進む中で「数々の感動」を味わったわけですが、そのことは、閉会式の「学校長講評」で話しましたので、ここでそれを再現してみます。

「今日の体育大会、まさに皆さんがスローガンに掲げた『All for All』が実践できた素晴らしい体育大会でした。私自身、何度も胸が熱くなりました。

 ここでは、その代表的なシーンを3つお話しします。

 一つ目は、先ほど終わったばかりの『フォークダンス』です。私自身も一緒に踊らせてもらい、とても楽しかったです。昨日、実は体育主任の先生と『アンコールは最高で2回までね』と打合せをしていたのですが、皆さんの熱意に負けて3回目のアンコールも許可してしまいました。

 二つ目は、マスゲームです。2~5組(国際経済コース、情報ビジネス科)の皆さんのマスゲームはとても楽しいダンスで、これまでで最高の出来栄えでした。

 1組(健康スポーツコース、健康スポーツ探究科)の皆さんのマスゲームは、それに、『力強さ』や『集団の美』が加わり、とても感動しました。

 中でも感動したシーンは、1組の皆さんがダンスを始めると、団席にいる2~5組の皆さんが、一斉に手拍子を始めてくれたシーンでした。まさに『All for All』。『リーダー』と『フォロワー』が一体となったシーンでした。

 三つ目は、『リレー』です。『団対抗リレー』では、黄団のアンカー務めた団長のMくんが、『3年健康スポーツコースの意地』を見せ、1位でゴールテープを切り、クラス全員が駆け寄ったシーンは感動的でした。

 実は、その前の『3年クラス全員リレー』に、今日一番の感動シーンがありました。それは、ケガ等でリレーを走れない仲間をアンカーに起用したり、アンカーの伴走者として起用したりして、最後の3mを走ってくれたシーンです。その仲間をクラス全員で出迎える姿に胸が熱くなりました。

 この体育大会で経験した『All for All』を今後の学校生活でも実践し続け、『チーム千原台』として、これからも成長し続けましょう。

 みんな、感動をありがとう!」

1位でゴールした団長を中心に喜びに沸く黄団の生徒たち

「学校長講評」を終えて、最後のプログラムとなるのは、「校歌斉唱」です。

体育主任から事前に、

「これまでコロナのせいで、ほとんど校歌を歌うシーンがなかったので、どのくらい歌えるかわかりませんが、全員での校歌斉唱をしたいのですが…」

と相談を受けており、

「もちろんやりましょう!」

と応えていたのですが、やはり危惧していた通り、前日のリハーサルでは、「生徒の歌声」は、ほとんど聞こえませんでした。

ところが、本番では嬉しいサプライズが起きました。

団対抗リレーで1位となり、総合優勝を飾った黄団の団長Mくんが、

「みんなで、肩組んで歌おうぜ!」

と大声で提案してくれて、全校生徒が次々と肩を組み、校歌を歌ってくれました。

まさに、全校生徒が一体となるシーンを生徒たち自身が作ってくれて、再び感動で胸が熱くなりました。

自主的に全校生徒で肩を組んで歌った「校歌斉唱」

コロナ禍を乗り越えて開催した体育大会は、感動シーンがいっぱいの最高の体育大会でした!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。