どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
昨日(9月12日)、二日目を迎えた大相撲秋場所ですが…
昨日のブログで、私が「注目の力士」としてあげた3人がそろって負けてしまい、さらに、「結びの一番」では…
「優勝争い」に絡むことは間違いないと書いていた横綱・照ノ富士にも土がつくというまさかの展開となりました。
これでは、とても「相撲解説者」にはなれそうにありませんが、「下手の横好き」という言葉もありますので、今日のブログでは「注目の力士三人」と横綱・照ノ富士の取り組みを振り返ります。
最初に土俵に上がったのは、琴ノ若。関脇・豊昇龍との一番です。
琴ノ若の祖父は元横綱・琴桜。対する豊昇龍は元横綱・朝青龍の甥というどちらも横綱のDNAを受け継ぐ「各界のサラブレッド」同士の一番となりました。
対戦成績は、琴ノ若の1勝5敗。しかも、現在5連敗中という琴ノ若にとっては「あいくちの悪い相手」ということになります。
この一番も、その「あいくちの悪さ」を感じる結末となりました。
初日の「力強い相撲」をみせることなく、昇龍にまわしをとられると土俵際へ追い詰められて、最後は「寄り倒し」で敗れてしまいました。
続いて登場は、小結・逸ノ城。対するは「カド番大関」の御嶽海です。
これも御嶽海に「浅いもろざし」の状態をつくられると、そのまま押し込まれ「押し出し」で敗れます。
次は大関・正代の登場です。相手は霧馬山。モンゴル出身でこちらもめきめきと力をつけている力士です。
立ち合いで当たって、やや押し込まれた正代でしたが、巧みな「いなし」をみせ、霧馬山がバランスを崩し、「勝負あった」かと思いきや、土俵を割らず体制を立て直した相手に「浅い上手」をとられ、出し投げ気味に体勢を崩されて、最後は「寄り切り」で敗れるという一番となりました。
一瞬、「勝機」がみえていただけに、正代にとっては「悔やまれる黒星」です。
そして、結びの一番。横綱・照ノ富士に挑むのは翔猿。これまでの対戦成績は、照ノ富士の全勝です。
「つかまえてしまえば、照ノ富士の勝ち。」
と予想していたのですが、立ち合いで当たったあと、翔猿がうまく距離をとり、なかなか横綱につかまりません。
何回か体ごとぶつかり、横綱が体勢を崩したすきに一気に中に入り「寄り切り」。
翔猿にとっては、「初金星」となりました。
取組後、照ノ富士が膝を気にしており、「古傷」を再び痛めてなければ良いのですが…
このように、4人そろって二日目に「黒星」となり、1勝1敗となりましたが、まだ二日目。相撲は15日間ありますので、気を取り直して、今日以降の取り組みに臨んでほしいと思います。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。