どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
私がサッカーの次によく観るスポーツ。それは、大相撲です。
ということで、今日は、「11日目」を終えたここまでの大相撲九州場所を振り返るとともに、残り4日の優勝展開を予想してみます。よろしくお付き合いください。
まず、ここまでの成績上位陣を紹介します。
2敗ー霧島、琴ノ若、熱海富士
3敗ー豊昇龍、翠富士、竜電、一山本
熊本出身の郷土力士である正代は5勝6敗。
琴ノ若、大栄翔、若元春といった3人の関脇に3連勝するなど、実力の片りんをみせる場面もあったのですが…。
正代には、何とか「まずは勝ち越し」を決めて、来場所も上位との対戦をみせて欲しいところです。
もう一人の平幕郷土力士である佐田の海は、現在、6勝5敗。
前頭11枚目ですので、こちらも何とか「勝ち越し」を決めて、番付を少しでも上げて欲しいと思います。
二人にとっては、九州場所は「ご当地場所」ということで、毎日この二人に送られる大声援は、必ず励みになっているはず。きっと二人そろって勝ち越しを決めてくれることを信じています。
ちなみに、正代のお母様は千原台高校のご出身。佐田の海は、私が千原台高校の前に校長をしていた熊本市立西原中学校の出身ということで、この二人にとてもご縁を感じており、私もテレビの前から毎日「全力応援」しています。
次に「優勝争い」に話題を変えましょう。
最近の「実力拮抗」ぶりから、「優勝ラインは、11勝4敗では?」という声も聴かれますが、4敗勢が残り4番を全勝する可能性は低く、前述の「2敗、3敗勢」から優勝力士が出ると予想します。
2敗、3敗の7力士の中で、私の「イチオシ」は…、
ズバリ、熱海富士です!
もちろん、番付上位の大関・霧島、豊昇竜、関脇・琴ノ若の方が「地力」で優っていることは間違いないのですが…。
私が熱海富士を「イチオシ」にあげた理由は、先場所から続く熱海富士の「勢い」です。
先場所も好成績を残した熱海富士は、千秋楽を11勝4敗で終え、同星の大関・貴景勝との優勝決定戦に臨み、残念ながら大関・貴景勝の「はたき込み」に敗れて優勝を逃がし、悔し涙を流しています。
この「経験値」は大きいと考えます。
二番手に挙げておきたいのは、関脇・琴ノ若です。
以前のこのブログでもお話しした通り、祖父は横綱・琴桜、父は先代の関脇・琴ノ若(現・佐渡ヶ嶽親方)という「各界のサラブレッド」です。
これまでは、「素質は十分だが…」という感じだったのですが、コロナ明けの「合同稽古」で「誰よりも多くの稽古量をこなしていた」という情報もあり、今場所の取り口には力強さを感じます。
ただ、「琴ノ若には優勝争いの経験がない」という熱海富士との「経験値の差」で二番手にしました。
あと一人、注目の力士をあげると…、
それは、翠富士です。身長173cmという幕内で最も「小兵」の力士ながら、力強い取り口で白星を重ねています。これからどこまで白星を伸ばせるのかに注目です。
もちろん、2敗、3敗につける大関・霧島、豊昇竜が「大関の意地」をみせて賜杯をつかむ可能性や、4敗の貴景勝が残りの4番を全勝して、先場所同様に優勝決定戦にもつれ込むという可能性も残っています。
こんな予想を巡らせながら、残り4日の九州場所を楽しみたいと思います。
ここまで読んでいただき、たいへん心苦しいのですが、私の「大相撲優勝予想」はこれまでに当たったためしがないことをお伝えして、「本日の打ち止め」とさせていただきます。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。