YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

「進学激励会」を開催 「学生」となる意味とは…

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

千原台高校では、昨日の放課後、これから「受験」に臨む3年生113名が会し、「進学激励会」を開催しました。

今日は、その様子をお話ししますね。

会の初めは、「校長より激励の言葉」です。

そこで、次のような話をしました。

「この『進学激励会』に先んじて、先日『就職激励会』を開催しました。そこに参加したのは、これから『企業の一員』や『公務員』として『社会人』となることを目指す36人の人たちでした。

 それに対して、ここに集まっている皆さんは、このあと2年間から4年間『学生』として、学びつつづけることを目指す人たちです。

 では、『就職』をする人と『進学』をする人の一番大きな違いは何だと思いますか?

 それは、『就職』をする人はお金をもらう生活になり、『進学』をする人は学ぶためにお金を払って生活すをするという点です。

 まずは、そのことをふまえて『学生』として生きるという選択をしたことへの『覚悟』を持ってください。

 『学生』という言葉は『学ぶことにより、生きる』と書きます。

 『学ぶ』ということは、とても大切なことで、これは一生続けていくべきことですが、『学ぶ』ことにお金をかけて、それに専念できる時期はそう長いものではありません。皆さんは、その貴重な時間を過ごすスタートラインに、今、立とうとしているわけです。

 次に、私と皆さんの違いをお話しします。

 ここに集まっている人たちは、先生方が開いた『進学選考会』を経て、『指定校推薦』、『公募推薦』などの何らかの推薦を受けた人たちだと聞いています。

 私も高校3年生の時に、ある大学の『推薦入試』に応募し、書類を送りましたが、『書類審査』の段階で不合格となり、面接すら受けることが出来ませんでした。

 それに対して、皆さんは『推薦』を受けて、これから受験に臨みます。そこには、皆さんを『推薦』してくれた担任の先生や部活動担当の先生などの熱い思いがこめられているということを自覚してください。

 試験内容は、筆記試験、小論文、面接など様々だと思いますが、皆さんを『推薦』してくれたすべての人たちへの恩に報いるためにも、これから自分がやるべきことに全力で臨み、千原台のモットーである『一生懸命はカッコイイ』の精神で進学の扉を開いていください。

 全員の進路実現を期待しています。」

進学を希望するすべての生徒が力を出し切り、進路実現を果たせるように、これからも全力で応援していきます。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。