どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
昨日(1月4日)は、「新年の仕事始め」でした。
ということで、今日のブログでは、「仕事始め」として行った「各部活動の激励」の様子をお話します。よろしくお付き合いください。
「公務員」としての「仕事始め」は1月4日ですが、毎年、私の実質的な「仕事始め」は1月3日です。
それは、例年、1月3日に「初蹴り」というサッカーイベントがあるからです。
大学を卒業して以来、昨年度までの35年間は毎年、母校である熊本大学の「サッカー部OB戦」を行っており、これに参加し続けてきました。
しかし、コロナ禍以降、「大学側が1月3日のグラウンド使用を許可してくれない」という状況になり、ついに、今年の「OB戦」は「日程変更」となりました。
ということで、今年の1月3日は、千原台高校サッカー部の「初蹴り」に行って生徒たちを激励しました。
「初蹴り」の楽しみの一つは、多くのOBが集まってくれることです。
千原台高校サッカー部の「初蹴り」にも若手を中心にOBが来てくれました。
千原台高校からは専門学校に進学する生徒も多く、2年前に卒業したOBは専門学校を卒業する年となり、就職が内定しています。
早速、就職内定先を報告に来てくれました。
「西田鉄工(地元の大手企業)に決まりました。」
「僕は、地元の不動産業者です。」
「『ストレッチトレーナー』として働くことになりました。」
「競輪学校の1次試験には合格しました。」
と次々に「進路」を伝えてくれました。
そんな中に、ちょっと遅れて駆けつけてくれたHさんがいました。
「君は、進路は決まりましたか?」
「はい。決まりました!
外務省に行きます!」
「えっ?外務省?
外務省って、官僚になるの?」
「はい。東京の外務省です。
高校を卒業してから、一から勉強し直して、公務員を目指しました。
ほかにも、東京都庁、福岡県警、熊本県警、高森町役場、大津町役場などから内定をいただいたのですが、外務省にお世話になることに決めました。」
「すごいね!
おめでとう!
中学時代のサッカー部の監督さんにも報告せなんよ!」
この報告には、本当に驚きました。
Hさんは千原台高校の健康スポーツコースの出身。高校時代の印象としては、決して「秀才タイプ」ではありませんでした。
むしろ、「卒業は大丈夫?」と心配するような成績だったのです。
本人も、
「勉強は苦手だったので、高校卒業後に中学の勉強からやり直しました!」
と語っていました。
もちろん「ノンキャリア組」としての官僚生活のスタートですが、「日本の外交」の最前線で力を発揮してくれることを楽しみにしたいと思います。
続いて、1月4日には女子ハンドボール部、野球部、男子ハンドボール部の順に激励に回りました。
午前中に女子が、午後に男子が体育館で活動していたハンドボール部の皆さんには、
「皆さんには、2月に行われる九州大会で全国のキップをつかむという大きな目標がありますね。
女子陸上部が九州大会で全国のキップをつかんだように、県大会の悔しさをバネに、必ずや全国のキップをつかんでください。」
と激励しました。
男女ともに2位に終わった熊本県大会の悔しさを九州大会で晴らしてくれると信じています。
野球部は、「初練習」として「本妙寺の階段上り」を行っていましたので、私も本妙寺に出かけて激励しました。
「皆さんは秋の熊本県大会で久しぶりにベスト8に進出してくれました。県大会で優勝した国府高校が九州大会でも優勝し、おそらく選抜甲子園に出場すると思いますが、皆さんにも甲子園出場のチャンスは大いにあると思います。
皆さんが、千原台高校を甲子園初出場に導く一年にしてください。」
と激励しました。
昨日までに激励できた部はこれだけですが、今日以降、他の部にも激励に回りたいと思っています。
新年を迎えて、心新たに活動を開始した千原台高校の部活動生たちに、今年もご声援をよろしくお願いいたします
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。