どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
年末年始 サッカー関連の話題満載!(後編)
です。
1月3日の地元紙・熊本日日新聞のスポーツ欄を飾った「日本代表」「高校サッカー」「ロアッソ熊本」の話題についての感想をお話ししています。
昨日のブログでは「日本代表」についてお話ししましたので、今日は(後編)として「高校サッカー」と「ロアッソ熊本」についてお話しします。よろしくお付き合いください。
まずは、「高校サッカー」です。
熊本県代表の大津高校は、12月31日に岩手県代表の遠野高校との初戦を迎えました。
前半に1点を先制するも、その後は遠野高校の粘り強い守備に苦しみ、なかなかチャンスを作れません。遠野高校の反撃をしのいで、何とか1-0で初戦に勝利しました。
内容的には厳しい試合でしたが、それでもしっかりと「初戦を勝ち切る」ところに、大津高校の「地力」を感じた一戦でした。
2戦目の対戦相手は、埼玉県代表の尚平高校。大津高校と同様にプレミアリーグに所属する強豪チームです。
テクニックを駆使してショートパスをつないでくる尚平に対して、大津は189cmの長身FW碇をターゲットとして、高さとスピードのある攻撃を繰り出します。
先制点を奪ったのは大津でした。左からのクロスを碇がヘッドで折り返すと、これをFW山下が右足一閃。見事なボレーシュートが尚平のゴールに突き刺さりました。
「大津のストロングポイント活かした、見事なゴール!
これで大津のペースで試合は進みそうだぞ。」
と思ったのも束の間。
前半の終了間際に、細かいパスをつながれて中央を崩され、シュートを打たれれて失点。同点とされます。
後半は、大津が優勢に試合を進めます。そんな後半28分、CKを碇がヘッドで折り返し、これをFW稲田がヘッドですらして、見事な追加点を奪います。
ここから、尚平が次々と交代カードを切り、反撃に出ました。10分後の38分についに同点ゴールを奪われ、試合はそのまま終了。勝負の行方はPK戦に。大津の4人目が相手GKのセーブにあったのに対して、尚平は5人全員が決めて勝負あり、PK5-4で尚平の勝利となりました。
ストロングポイントを活かして2ゴールを奪うも、いずれも追いつかれるという展開で、試合の流れをつかみきることが出来ませんでした。
いじめ事案の発生により練習停止期間があったり、監督交代があったりという苦難の中で、今できる最高のプレーはしてくれたと思います。
大津高校サッカー部の皆さん、お疲れさまでした。
最後は「ロアッソ熊本」の話題です。
年末に衝撃だったのは、何と言っても12月29日にリリースされた「平川、J1磐田へ完全移籍!」というニュースでした。覚悟はしていたものの、ロアッソサポーターの一員としては、来シーズン、ロアッソのユニフォームを着た平川のプレーがみられないのは寂しい限りです。
ただ、平川選手にとっては、着実な「ステップアップ」です。磐田でさらにブレークし、日本代表で活躍してくれることを期待しましょう!
今シーズン熊本に登録されていた選手で去就が決まっていないのは、島村、谷山の2人だけとなりました。出来れば残留してほしいのですが…。
熊本日日新聞の1月1日、3日の紙面には「ロアッソ熊本 大木監督インタビュー」が掲載されました。
「大木監督の指導哲学を教えてください。」
という質問に対して、
「サッカーはエンターテインメントですからね。やっぱり何回も言ってるけどお客さんが来て良かったと思うような試合をしたい。プロのサッカーコーチにとってそれが一番だと思う。
そのためだけに、毎日練習している。一つはチームとして勝つこと、二つ目は選手が成長すること、その上で、お客さんが喜んでくれること。その三つです。それを実現するために選手に指導するし、戦略を考えて練習するってことですね。」
(1月3日発行・熊本日日新聞15面より引用)
私の周りにも、
「今のロアッソのサッカーはとにかく見ていて楽しい!
だから、スタジアムに行っている!」
というサポーターがたくさんいます。
今年もそんなサポーターがますます増えるようなサッカーをみせてくれると信じています!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
私は、今日が「仕事始め」です。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。