どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
「『検索』、生成AIで新競争へ
2月6~7日に勃発したネット検索エンジンを巡る新たな競争は、これまでとは全く異なるものになる。競争の土俵自体が変わりつつあるためだ。それは、米マイクロソフトが米オープンAIの誇る衝撃的な最先端の人工知能(AI)技術を自社製品で自由に利用できるようになったからだけではない。」(2月15日発行:日本経済新聞7面より引用)
2月15日(水)発行の日本経済新聞7面に掲載された米ウエストコースト・エディターのリチャード・ウォーターズさんが書いたコラムの冒頭の一文です。このコラムは、英フィナンシャルタイムス紙のコラムを翻訳して掲載されています。
ここに書かれている「米オープンAIの誇る衝撃的な最先端の人工知能(AI)技術」というのが、「ChatGPT」です。
その技術をアメリカの「マイクロソフト」が同じくアメリカの「オープンAI」という会社に多額の出資をすることで、「マイクロソフト」の検索エンジンに利用することになったというニュースは、日本でも報じられたので、ご存じの方も多いと思います。
現在、検索エンジンの分野で圧倒的なシェアを誇っているのは、ご存知の通り「グーグル」です。日本でも、ネットで検索することを「ググる」という言葉で表すくらいにその認知度は定着しています。
このコラムには、「攻めるマイクロソフト」というサブタイトルがついており、そのような状況の中で、「マイクロソフト」が「ChatGPT」を自社の検索エンジン「ビング(Bing)」で自由に使えることになった状況を解説しています。
そこで、私も「ChatGPT」とは、いったいどんなものなのか?自分で使ってみたいと考えました。
その時に大いに参考になったのが、友村晋さんのYouTubeでした。
友村晋さんは、自称「フィーチャリスト」。東大を卒業後に企業に就職しますが、その後に独立。現在、株式会社ミジンコの代表として、コンサルタント業、講演業等を行いつつ、YouTuberとして活躍しています。
「フィーチャリスト」を自称するくらいですので、得意とする分野は、「AI関連事業の最先端情報を根拠とした未来予測」です。
私は、彼が公開したYouTubeを参考にして「ChatGPT」を試してみました。
「ChatGPT」の特徴を一言で言うと、
「これまでは、単語で検索していたのを文章で尋ねることが出来て、その回答もかなり『人間的』である。」
ということです。
私は試しに、
「日本のGDPの伸び率を2%に上げる方法を教えて。」
を入力してみました。すると1000文字ほどの回答が得られます。
「ChatGPT」の登場は、教育界にも大きな影響を与えそうです。なぜなら、教師のテストの問題作りや学生のレポートの作成などにも悪用できる可能性があるからです。
では、学生のレポートでの悪用を避けるためにはどうすれば良いか?
それは、レポートの内容に、必ず本人の体験を盛り込まざるを得ないような出題をすることです。
「ChatGPT」は、膨大なデータをもとに回答を作成するのですが、そこに「個人の体験」を織り込むことは出来ません。
「ChatGPT」は、ネットの使い方を大きく変える、しかもその変化は「不可逆的な変化」となると言われています。
もし、そうなった時に大切なのは、やはり、使う側の「スキル」と「モラル」であると感じました。
友村さんのYouTubeリンクを貼っておきますので、ぜひ、みなさんも試してみてくだい。今は、無料で試せます!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。