どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
今日のタイトルは、
【千原台】「KEW」って知ってますか? KEWで「探究トーク」!
です。
あなたは、「KEW」をご存知ですか?
「KEW」とは、「クマモト・エデュケーション・ウィーク」のことで、熊本市教委が主催して毎年開催している催しです。
数多くの「教育界の専門家」をお招きして、数々のイベントが行われます。
先日(1月23日)、千原台高校の1年生がその一つに参加しましたので、今日はこの話題をお話します。よろしくお付き合いください。
今回千原台高校が参加したのは、「高校生と『探究』を語る」というトークセッションです。
このイベントに参加したのは、ゲストとしてお招きした東京大学公共政策大学院教授・元文部科学副大臣・前文部科学大臣補佐官の鈴木寛さん、必由館高校の2年生が2人、千原台高校の1年生が2人、それに、両校の探究担当の先生がそれぞれ1名の計7名です。私はオーディエンス(聴衆)の1人として参加しました。
このイベントの模様は、KEWのホームページでアーカイブとして残されるということで、その映像を収録するという形で行われました。
会場は熊本市教育センターの4階にある大会議室です。収録は午後2時からでしたが、リハーサルをするということで、午後1時過ぎに会場に着くと…、
そこには、テレビ局さながらの収録機材がセッティングされていました。
その雰囲気に、千原台から参加した2人の1年生もいささか緊張気味です。
イベントの流れは、初めに「参加者自己紹介」。その後、両校の生徒がそれぞれの学校で取り組んでいる「探究の授業」について「実践発表」をし、それについて鈴木さんから「コメント」をいただいたあとに「探究」というテーマで「フリートーク」となっています。
ただ、現場では収録の都合上、はじめに両校の「実践発表」を収録し、そのあとに「トークセッション」を収録しました。
先に収録したのは、必由館の2年生です。「熊本市の住みたい街ランキングを上げたい!」というテーマで、ARを使った熊本市のPR作戦の実践などが発表され、素晴らしい内容でした。
次に千原台の発表です。
前半は、「活動の概要」などについて担当の先生が発表し、それを受けて2人の1年生が、自分たちが取り組んだ「企業が抱える課題の解決策を提案する」という実践を発表しました。
具体的には、「流行を作っている高校生がSNS(インスタ・ティックトック)代行します!」というもので、高校生の感性で企業のCMを制作するというものです。
3つのプランを組み、それぞれの「予算立て」もして企業にプレゼンし、実際に制作したという内容です。
手前味噌ながら、これも素晴らしい発表でした!
文部科学省が新学習指導要領を作る際に「高校への探究科導入」を主導された鈴木さんにも大変高く評価していただきました。
「探究」は千原台高校の健康スポーツ探究科、情報ビジネス探究科という二つの学科の学科名にもなっている千原台高校の「目玉」です。
これからもさらに「画期的な実践」を重ねていきます!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。