YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【ロアッソ】徳島に2-1で8試合ぶりの勝利! 心技体で充実!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

ロアッソ】徳島に2-1で8試合ぶりの勝利! 心技体で充実!

です。

J2リーグ第16節、徳島ヴォルティスとのアウェイゲームに2-1と勝利し、8試合ぶりの「勝ち点3」をつかんだロアッソ熊本の戦いぶりを振返ります。よろしくお付き合いください。

私は、この試合で熊本が勝利するためのポイントとして次の3つを挙げていました。

① チームが一体感を持って戦う(心)

② 縦パスの頻度で上回る(技)

③ 球際と運動量で上回る(体)

この3つ「心技体」のすべてで相手を上回る試合をしてくれました!

では、まずは熊本の先発メンバーです。

GK 佐藤優也

DF 黒木、江崎、大西

MF 大本、上村、豊田、岩下

トップ下 竹本、藤井

FW 大崎

前節で脳震盪のような状況で途中交代していた江崎は、1週間で回復し先発に名を連ねています。このメンバーで、何と言っても注目は「リーグ戦初先発」を飾ったFW大崎です。

対する徳島も3-4-2-1-の布陣。熊本と同じフォーメーションであり「ミラーフォーメーション」の試合となります。注目のFW柿谷は先発でした。

徳島も熊本と同様に「ボール保持」を志向するチームですが、前半の戦いでは、最初の3分くらいと最後の3分くらいしか徳島が「ボール保持」をする時間帯はなく、徳島の前半のシュートは「0」という内容で、熊本が一方的に攻撃する前半でした。

そんな中で得点が産まれたのは前半26分でした。相手のペナルティーエリアやや手前で縦パスを受けた藤井がファールをもらい、直接フリーキックを獲得。キッカーは上村です。右足で放ったシュートが徳島のゴールに吸い込まれ、見事な先制点となりました。

キャプテン上村の「今シーズン初ゴール」で勢いに乗った熊本は、このあともボールを支配して攻撃を続けますが、追加点を奪うことは出来ずに1-0で前半終了です。

「ほぼ完璧な内容の前半」を終えて、「このままいけば8試合ぶりの勝利間違いなし!」と思って、後半を迎えたのですが…。

ここに落とし穴が待っていました。

後半の立ち上がり早々、2分にペナルティーエリアに進入した相手選手を外側から防ぐ形になってしまい、フォールをとられ、PKを与えてしまったのです。

このPKを徳島が落ち着いて決めて、1-1の同点となってしまいました。

しかし、この試合の熊本はここから下を向くことなく立ち直りました。

失点からしばらくは、徳島ペースで試合が進んだのですが、DF黒木が縦にロングパスをいれたプレーから徐々に相手陣内に侵入することが多くなりました。

後半19分に竹本→伊東という1枚目の交替カードを切った熊本。待望の勝ち越し点を奪ったのはその10分後の後半29分でした。

上村が藤井に縦パスを入れると、藤井はこのパスを得意の「前を向くターン」でコントロールし、ドリブルで運びます。そして、ダイアゴナルラン’(斜めに走る動き)でペナルティーエリア内の右サイドに入ってきた伊東に縦パス。このボールを1タッチで中央に折り返すと、ここに走り込んで来たのは「リーグ戦初先発」のFW大崎でした。右足でしっかりと合わせたシュートが徳島のゴールネットを揺らして、貴重な勝ち越し点を奪いました!

前半から前線のターゲットとなり、獅子奮迅の活躍をみせていた大崎にとって、ベテラン伊東からの「ご褒美パス」のようにみえる素晴らしいプレーでした。

私が②のポイントにあげていた「縦パス」が2本連続でつながったところから産まれた美しいゴールです!

試合終了間際には、相手のフリーキックコーナーキックが続く場面もありましたが、最後まで「チーム一体」となって守り切り、試合終了のホイッスル。

8試合ぶりの勝利をつかみ取りました!

試合後の大木監督からの大崎へのコメントは、

「これで終わるなよ。」

でした。

「これで終わる。」ではなく、「これをきっかけに大躍進!」となるように、次節以降の戦いにさらに期待が膨らみます。

この試合については、YouTubeでもお話ししています。こちらも観てもらえると嬉しいです。

youtu.be

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。