YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【千原台】自転車事故の怖さを知る! 「交通安全教室」を実施しました

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

千原台】自転車事故の怖さを知る! 「交通安全教室」を実施しました

です。

先日(5月17日)、近隣の自動車学校の方々を講師にお迎えして毎年行っている「交通安全教室」を実施しました。

今日はこの話題をお話しします。よろしくお付き合いください。

千原台高校の生徒たちの約8割が「自転車通学」です。熊本市の西区にある学校で、市電の電停までも歩くと15分くらいかかり、あまり公共交通のアクセスが良いとは言えない場所にあるからです。

JRの熊本駅上熊本駅まで電車で来て、そこからは自転車で来るという生徒たちもいます。

そのような中で、千原台高校の課題の一つが「自転車による交通事故の防止」です。

特に「初めて自転車通学をする」という1年生が増えるこの4月から5月は「要注意」の季節なのです。

このような状況の中で実施した「交通安全教室」では、近隣の自動車学校から来ていただいた講師の先生方から「自転車事故の実態(加害者になった場合の補償責任)」について話をしていただいたり、「『ながらスマホ』の危険性」を知るために代表の生徒たちに「体験活動」をさせてもらったりしました。

「体験活動」とは…、

「片手で太ももを叩き、リズムをとりながら片手でスマホに言葉を入力するときと、何もせずにスマホに言葉を入力するときの速さを比べる」という体験や「片足立ちの状態で『お題』として出された『くまモン』などの絵を描く」という体験です。

いずれも「『ながら活動』はとても効率が落ちる」ということを体験するための活動でした。

「体験活動」を交えて実施された「交通安全教室」

生徒の「実感」を引き出す講話をしていただいた自動車学校の皆さんに感謝申し上げます。

生徒代表謝辞が終わり、「閉会」したあとに私から生徒たちに向けて次のような話をしました。

「まずは、私たちに対して貴重なお話をしていただいた自動車学校の先生方、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 生徒のみなさん、今日のお話を聞いてどのように思いましたか?

 今日は、自動車学校の先生方から様々な体験活動などを通して『ながらスマホの危険性』などを伝えていただいたのですが、

『何かをしなながら行動すれば、遅くなるのは当たり前じゃん。』

『自分は人より運動神経も良いし、自分は大丈夫だし。』

と思っている人がきっといると思います。

なぜなら、私自身がそのような考えをする高校生だったからです。

このような考えが大きな事故を引き起こします。

常に『自分の中に油断があるのではないか。』ということを自覚し、自らの運転をチェックしていくことが『自分を交通事故から守る』ということにつながります。

 『交通安全教室を境にして、千原台高校の自転車事故がなくなった』と言えるようにしていくことで、自動車学校の先生方への感謝の気持ちを行動に表していきましょう。」

さらに、「自転車運転中のヘルメット着用の努力義務化に伴う登校時のヘルメット着用」について、生徒たちの考えを促す話をして話を終えました。

これを境に自転車事故がなくなるように、さらに生徒たちの自覚を促していきます。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。