YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【ロアッソ】縦パスで崩して8試合ぶりの勝利を! 徳島戦プレビュー

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

ロアッソ】縦パスで崩して8試合ぶりの勝利を! 徳島戦プレビュー

です。

前節では、雨の中の試合で粘り強い守備をみせ、現在3位の横浜FCと0-0のスコアレスドローという試合をし、その前の水戸戦から「半歩前進」という内容だったロアッソ熊本

今節こそは、相手のゴールをこじ開けて得点を奪い、「リーグ戦での8試合ぶりの勝利」をサポーターにプレゼントしたいところです。

ということで、今日は明日(5月18日)アウエーで行われるJ2リーグ第16節・徳島ヴォルティス戦で熊本が勝利するためのポイントをお話ししていきます。よろしくお付き合いください。

いつものように、まずは熊本の予想先発メンバーです。

GK 佐藤優

DF 阿部、黒木、大西

MF 大本、上村、豊田、岩下

FW 竹本、べ・ジョンミン、藤井

基本的には前節のメンバーと変わらないと予想しますが、前節の後半に脳震盪ではないかという理由で途中交代したDF江崎は今節の出場は難しいと考え、黒木がセンターに移動して阿部が右のDFに入る布陣を予想しました。

ここでは、3-4-3という形の表記をしていますが、正確にはワントップの位置にべ・ジョンミンが入り、その後ろにシャドーストライカーとして竹本と藤井が入る3-4-2-1という形になっています。

対する甲府の布陣も3-4-2-1ですので、この試合も前節の横浜FC戦と同様に「ミラーフォーメーション」の試合ということになります。

あなたは徳島ヴォルティスと言えば、どんな選手の名前が浮かびますか?

何と言っても柿谷曜一朗選手ですよね。セレッソ大阪の育成組織で育ち、プロに昇格した後に日本代表としても活躍。ヨーロッパのチームでもプレーしました。そんな柿谷も「34歳のベテラン」となり、前節の栃木戦ではベンチスタート。後半からの途中出場でした。

このことからしても「徳島の選手層の厚さ」がわかります。

今シーズンは、スタートこそ不調にあえぎましたが、3月の末に吉田達磨前監督を解任し、当時はヘッドコーチだった増田功作氏が監督に就任。その後、2試合は敗戦したものの、フォーメーションを4バックから3バックに変更した後は立ち直り、「負けなし」を続けています。

ここ5試合の戦績も「4勝1分け」と好調を維持しています。

また、徳島の大きな特徴は「ボール保持」にあります。昨シーズンのスタッツをみても常にJ2リーグのボール保持率1位、2位は熊本か徳島という感じでした。

その徳島が監督交代後に好調をキープしている要因の一つが増田監督の「前進するためのボール保持」という指導方針です。

では、こんな徳島に熊本が勝利するためのポイントは何か?

次の3つをあげます。

① 一体感を持って戦う

② 縦パスの頻度で相手を上回る

③ 球際・運動量で相手を上回る

今回も前節の横浜FC戦と同様に「心×技×体=試合結果」という数式に従い、「① 心」、「② 技」、「③ 体」という観点であげました。

①と③については、横浜FC戦と同じです。徳島も今の両チームの状況をみると「格上」と考えるべきです。「格上」を倒すためには、①と③は必須条件です。

②は、熊本がフォーメーションを変更してメリットとなる部分と言えます。それは、「前線に3人のターゲットが出来たことにより、縦パスを入れやすくなった」という面があるからです。

ただ、このことは「ミラーフォーメーション」となる徳島にも同じことが言えるわけで、前に話したように「フォーメーション変更後は負けなし」という結果も残してきています。

ということで、この試合では、「いかに相手の縦パスのコースを切りつつ、自分たちは縦パスを通して前に進むか?」という点が大きなポイントとなります。

「技」と「体」の部分では五分五分となったときに勝負を分けるのは「心」です。

我々サポーターも選手スタッフと共に「一体感」を醸成し、必ずや8試合ぶりの勝利をつかみましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。