YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

千原台高校野球部 シード校を相手に惜敗するも… 9回に一矢(後編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

千原台高校野球部 シード校を相手に惜敗するも… 9回に一矢(後編)

です。

昨日の(前編)では、千原台高校野球部が第105回全国高校野球熊本大会に臨み、初戦(2回戦)の八代工業高校戦に7-0(8回コールド)で勝利し、続く3回戦で第3シードの東海大熊本星翔高校(以下、東海)と対戦し、初回を互いに三者凡退に終えたところまでお話ししました。

今日は、その後の試合展開をお話しします。よろしくお付き合いください。

試合展開の話に入る前に…

この日の気象状況は、「快晴」、「最高気温35度」というまさに「猛暑」という状況でした。

熱中症対策として、私もミネラルウォーターのペットボトルを持参したのですが、それもアッという間に飲み干してしまい、球場内の自動販売機へと走りました。

幸いに、スポーツドリンクが「売り切れ」ではなかったので早速購入すると…。

何と自動販売機から出てきたのは、「常温」のスポーツドリンクでした。

そんな「猛暑」の中で、試合の方も「熱い展開」で進んでいきます。

千原台の先発投手は、1年生の吉住投手。ストレートの球速は120キロ弱ですが、80~90キロのスローカーブとのコンビネーションで、相手の強打者たちを「打たせて取る」好投を続けます。

一方の東海の先発投手は、145キロ超のストレートを武器にする「本格派」の玉木投手。ストレートと変化球の組み合わせに翻弄されて、千原台打線の沈黙が続きます。

千原台は、先発の吉住投手が2人のランナーを背負った3回の途中で、エースの池田投手(3年生)に継投。

このピンチは、池田投手の落ち着いた投球で凌ぎました。

しかし、続く4回の裏、東海の攻撃で連打され、1点を失います。

その後は、池田投手が持ち前の「テンポの良い投球」で東海打線を抑え、1点差のまま試合は進みました。

試合が次に動いたのは、8回でした。ここまで散発の2安打に抑えられていた千原台が、相手投手の四死球などもあり、2アウト2,3塁という絶好のチャンスを迎えます。

そして、回ってきた打順はエース池田投手でした。

「ここが勝負所」とみた甲子園出場経験もあるベテラン西田監督は、代打を起用。

打者の打球は、快音とともに飛んだのですが…。

残念ながらセカンドの正面に飛んでしまい、「待望の1点」を奪うことが出来ません。

続く、8回の裏。千原台は2人の投手を継投しますが、残念ながら東海打線につかまり、3点を失い、4点のビハインドで9回を迎えました。

ここで、千原台の選手たちが意地をみせます。

代打で起用された藤元選手がこの試合初となる長打、2塁打を放つと、続くバッターは4番の東選手。

「4番として絶対に点を取る」という強い気持ちで打席に立った東選手の放った打球は、右中間を破り、全力疾走した東選手は、ヘッドスライディングで3塁に到達しました。

さらに、1点を加えて2-4とした千原台でしたが、反撃もここまで。

強豪、第3シードの東海の前に、惜敗する結果となりました。

敗戦という結果は残念ですが、(前編)でも書いた通り、毎朝の「朝掃除」、「朝練」に始まり、グラウンドでの厳しいトレーニングをやり抜いてきた千原台高校野球部の選手たちに、心からの拍手を送ります。

選手たちへのインタビューをYouTubeで公開していますので、こちらも観てもらえると嬉しいです。

youtu.be

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。