YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

熊本市内高校野球大会 強豪・熊本工と対戦 千原台が7回まで1-0でリードするも…

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日(8月20日)、熊本県藤崎台球場で行われた熊本市高校野球大会3回戦、千原台対熊本工の一戦は、7回表まで千原台が1-0とリードするも、7回裏に3点を失い、惜しくも1-3で惜敗しました。

今日は、この試合を振り返ります。よろしくお付き合いください。

3年生が引退した「新チーム」で臨む初めての公式戦となるのが、この大会です。

1回戦で熊本農を、2回戦で国府をくだした千原台は3回戦へ進出。強豪の熊本工と対戦することになりました。

2期戦で対戦した国府高校も、ここ数年野球部の強化に力を入れていて、九州大会への出場も果たした強豪です。その国府に5-2と勝利しての3回戦進出であったこと。

また、会場が学校からすぐ近くの熊本県藤崎台球場だったこともあり、2人の教頭とともに、スタンドで観戦しました。

ただ、昨日の熊本県地方は「熱中症警戒アラート」が発出されるほどの猛暑。ミネラルウォーターと麦茶でこまめに水分を補給しつつ、塩分補給のための塩飴を補給しながらの観戦です。

試合が動いたのは2回表でした。四球で出たランナーをバントで送り、そのランナーを生還させるという千原台らしい野球で先制点を奪いました。

その後は、千原台の先発、下手投げの技巧派、入口投手が好投を続け、スコアボードに「0」が並んでいきます。

お馴染みのグレーのユニフォームを身にまとい、鋭いスイングをする強打者がつづく「熊工打線」から巧みな変化球で三振を奪ったり、ランナーを出しても守備陣の好守でダブルプレーでピンチを切り抜けたりしながら、イニングは7回まで進みます。

そして、迎えた7回裏。1アウトから打者に四球を与え、ノーアウト1塁。次の打者の一打が、痛烈なゴロでセカンドを襲うと、これを抑えることが出来ずにボールは右中間の真ん中に転がります。この一打で、ファーストランナーが生還し、1-1の同点。打者も3塁まで進塁して、1アウト3塁のピンチが続きます。

千原台のバッテリーは、スクイズも警戒しつつ、カウントを整えていったのですが…、

熊工打線はスクイズはせずに強攻。打者の放った打球は、レフトフライ。タッチアップが成功して、2点目を追加。逆転されてしまいました。

さらに、レフトオーバーの3塁打などで1点を追加されて1-3となり、2点のビハインドを追って、8回、9回の攻撃です。

ここまで好投してきた入口投手に代打を送るなどして、必死の反撃を試みた千原台でしたが、ついに得点を奪うことは出来ずにゲームセット。

1-3の惜敗という結果となりました。

敗れはしましたが、あの熊本工にここまで食い下がった千原台高校ナインに心から労いの拍手を送りたいと思います。

引退した3年生部員たちも大勢、観戦に来ていて、

「この暑さの中で、野球するってすごいよね。」

「ヤバいっす。もう、今なら無理っす。」

という会話をしながらの楽しい高校野球観戦でした。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。