YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

千原台自転車競技部 全国の舞台で大活躍! ~種目別で金2つ、銅1つ、学校対抗でも銅~(前編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

北海道函館競輪場で行われた「全国高校総体自転車競技」で、千原台高校自転車競技部の生徒たちが、創部25年目にして、創部史上最高の大活躍をみせてくれました!

今日もこの話題をお話しします。よろしくお付き合いください。

8月8日に、「4000m団体追い抜き競争」で千原台高校チームが金メダルを獲得したことは、昨日のブログでお話ししましたが、そのメンバーたちがそれぞれ個人で出場した「種目別個人競技」でも最高の結果を残してくれました。

8月9日㈬の午前8時30分、最初に登場したしたのは「男子ポイントレース」に出場する奥村圭志選手です。

彼は、「ロード」と「ポイントレース」の九州チャンピオン。千原台のチームの中でもエース的な存在です。

「ポイントレース」とは、1周400mのバンクを60周し、5周ごとの着順によるポイントの合計を争う競技です。

決勝は21人の選手で争われました。

序盤は、集団の真ん中に位置して「脚を残す(体力を温存する)」作戦をとっていたようでしたが、中盤からは4人の先頭集団に位置して、着実にポイントを加算していきました。

「これはいける!」

2人の教頭とともに、インターネット中継で声援で送っていた私の声も思わず大きくなりました。

「ポイントレース」の特徴の一つは、最後のゴール地点でのポイントは「倍」になるという点です。

そこまでは、5周ごとに1位に5点、2位に3点、3,4位に1点が加算されますが、ゴール地点は、すべて「2倍」のポイントが加算されます。

私も2人の教頭も、最後の1周では、

「行けー!」

と大声援を送ったのですが…

残念ながら、ゴール地点では4位以内に入ることが出来ずに、最後のポイントを加算することが出来ませんでした。

それでも、

「3位、奥村くん」

というアナウンスを聞き、思わずガッツポーズ!

堂々の3位入賞です。

その直後に、引率の先生から次のようなメールが届きました。

「応援ありがとうございました。優勝は逃がしましたが3位入賞です。本人は悔しい気持ちと初のポイントレースでの全国の表彰台で複雑な気持ちだと言っていました。まだ、今後も続きますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。」

優勝をねらって出場したレースだけに、本人は悔しさも残ったようですが、「エースとしての役割」を十分に果たしてくれた活躍ぶりに心からの拍手を送りました。

続いて登場したのは、遠山愛磨選手。出場する種目は「4000m速度競争」です。

この種目の特徴は、「先頭責任」というルールにあります。バンクを10週する間にホーム側とバック側を1回ずつ先頭で通過する必要があるのです。

序盤では、なかなか「先頭責任」を完了できなかった遠山選手でしたが、残り2周で「先頭責任」を完了。

6番目にゴールしましたが、規定により「順位繰り上げ」となり、堂々の5位入賞でした。

そして、千原台チームの最後に登場するのは、植本健新選手。チームのキャプテンです。

種目は「男子スクラッチ」。

このレースの様子は、次の(後編)でお話ししますね。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。