どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
北海道函館競輪場で行われた「全国高校総体自転車競技」で、千原台高校自転車競技部の生徒たちが、創部25年目にして、創部史上最高の大活躍をみせてくれました!
今日もこの話題をお話しします。よろしくお付き合いください。
8月8日に、「4000m団体追い抜き競争」で千原台高校チームが金メダルを獲得したことは、昨日のブログでお話ししましたが、そのメンバーたちがそれぞれ個人で出場した「種目別個人競技」でも最高の結果を残してくれました。
8月9日㈬の午前8時30分、最初に登場したしたのは「男子ポイントレース」に出場する奥村圭志選手です。
彼は、「ロード」と「ポイントレース」の九州チャンピオン。千原台のチームの中でもエース的な存在です。
「ポイントレース」とは、1周400mのバンクを60周し、5周ごとの着順によるポイントの合計を争う競技です。
決勝は21人の選手で争われました。
序盤は、集団の真ん中に位置して「脚を残す(体力を温存する)」作戦をとっていたようでしたが、中盤からは4人の先頭集団に位置して、着実にポイントを加算していきました。
「これはいける!」
2人の教頭とともに、インターネット中継で声援で送っていた私の声も思わず大きくなりました。
「ポイントレース」の特徴の一つは、最後のゴール地点でのポイントは「倍」になるという点です。
そこまでは、5周ごとに1位に5点、2位に3点、3,4位に1点が加算されますが、ゴール地点は、すべて「2倍」のポイントが加算されます。
私も2人の教頭も、最後の1周では、
「行けー!」
と大声援を送ったのですが…
残念ながら、ゴール地点では4位以内に入ることが出来ずに、最後のポイントを加算することが出来ませんでした。
それでも、
「3位、奥村くん」
というアナウンスを聞き、思わずガッツポーズ!
堂々の3位入賞です。
その直後に、引率の先生から次のようなメールが届きました。
「応援ありがとうございました。優勝は逃がしましたが3位入賞です。本人は悔しい気持ちと初のポイントレースでの全国の表彰台で複雑な気持ちだと言っていました。まだ、今後も続きますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。」
優勝をねらって出場したレースだけに、本人は悔しさも残ったようですが、「エースとしての役割」を十分に果たしてくれた活躍ぶりに心からの拍手を送りました。
続いて登場したのは、遠山愛磨選手。出場する種目は「4000m速度競争」です。
この種目の特徴は、「先頭責任」というルールにあります。バンクを10週する間にホーム側とバック側を1回ずつ先頭で通過する必要があるのです。
序盤では、なかなか「先頭責任」を完了できなかった遠山選手でしたが、残り2周で「先頭責任」を完了。
6番目にゴールしましたが、規定により「順位繰り上げ」となり、堂々の5位入賞でした。
そして、千原台チームの最後に登場するのは、植本健新選手。チームのキャプテンです。
種目は「男子スクラッチ」。
このレースの様子は、次の(後編)でお話ししますね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。