YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

第3回 南塾「LGBT教育アドバイザー編」 開催しました!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

8月10日㈭の午後7時から、第3回 南塾「LGBT教育アドバイザー編」を開催しました。

今回で3回目の開催となる「人財育成セミナー南塾」。

これからの社会を支えていく「人財(人は財産という意味で、あえて材ではなく財という漢字を使っています)」を育成することを目指して、毎月第2木曜日の午後7時から開催しています。

3回目の開催となった今回は、「LGBT教育アドバイザー編」です。

今日は、この話題をお話しします。よろしくお付き合いください。

今回は、「教員にとっては夏休み中」、「お盆休みに入る前夜」、「台風襲来の直後」という悪条件が重なり、参加者はやや少なめではありましたが、「初参加」の方も3名おられ、手前味噌ではありますが、とても充実したセミナーとなりました。

いつものように最初の30分は、塾長である私の講話です。

今回は、「LGBT教育アドバイザー編」でしたので、「私がLGBT教育に出会ったきっかけ」、「LGBTQ+人権課題についての基礎知識」などをお話しする中で、新たに3つの「人生を幸せに生きるコツ」を示すという内容でお話ししました。

そして、次の30分は、「参加者輪番発表」です。

今回の発表者は三良祐也さん。私が小学校でサッカー部の指導をしていた頃の教え子で、現在は「ライフプランナー」として活躍しています。

発表のテーマは、「意外と知らない人間の特性」。

「皆さん、『HSP』って言葉をご存知ですか?」

と言いながら、ホワイトボードに大きく「HSP」と書くところから話が始まります。

読者のあなたは、「HSP」という言葉の意味を知っていますか?

実は、私も三良さんに聞くまで全く知らなかった概念で、今回の参加者の中でも、「知っている。」という方はお一人だけでした。

HSP」とは、「ハイ センシティブ パーソン」という言葉の頭文字をとった言葉で、

「米国の心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念で、神経が細やかで感受性が強い性質を生まれ持った人のことです。

 全人口の20%の人、約5人に1人が該当すると考えられています。」

と説明されました。

彼は、1冊の本に出会って、この概念を知ったことにより、様々な人間関係が円滑になったそうで、自らの体験を交えて話してくれました。

アーロン博士が開発した「HSP診断テスト」を配布してくれて、参加者全員で試してみると…、

私自身は、全く当てはまっていませんでした(センシティブという言葉とは真逆の性格です)が、参加者の中には、

「私は、ぴったり該当していました!」

という人もおられました。

「自分の特性を理解したり、相手の特性を理解したりすることで人間関係は、より円滑になります。」

ということを伝えてくれて、

「まさに、その通り!」

納得しました。

ということで、最後の30分は、

「多様性を尊重しながら、より良い人間関係を構築するために大切なことは何か?」

というテーマでグループディスカッションをしてもらいました。

それぞれが、自らの経験を交えて意見の交換をすることが出来た充実したディスカッションになりました。

次回の開催は、

9月14日㈭ 午後7時から

千原台高校セミナーハウスにて

「法人代表編」 

輪番発表者は、熊本市教育委員会総合支援課指導主事の松尾卓也氏となっています。

ぜひとも、多くの方にご参加いただけると嬉しいです。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。