YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

LGBTQ+ユースカンファレンスに参加して… 新たな学び④

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。それと、あとひとつ、LGBT教育アドバイザーとしても活動しています。

今日のブログは、シリーズ「LGBTQ+ユースカンファレンスに参加して… 新たな学び」の最終話です。

前回の第3話で、メインセッション①「全国の学校・教育現場の今」で3人の登壇者の最後に私が取り組みを発表したところまでお話ししました。

その後、お互いにいくつかの質疑応答をかわして、最後に「今後、学校・教育現場で取り組むべきことは…」という話題になりました。

明るい話題の一つは、文部科学省が12年ぶりに改訂する「生徒指導提要」に「LGBTなど性的少数者の児童生徒への対応に関する項目を入れる議論を進めている」ということです。

これを受けて、学校現場に様々な「変化」が起こることが期待されます。

その次に期待されるのは、「学習指導要領への記載」です。しかし、それを実現するには、まだ時間が必要ということになりました。

すぐにできることとしては、私が所属する「校長会」や登壇者の角沖さんが所属する「養護教諭会」などでLGBT教育に関する研修を行うなどの「草の根」からの取り組みを続けていくことだという話になりました。

私も中学校長時代に、熊本市の「中学校長会」で短い講話をしたことがあり、そのことはかなり効果があったように感じています。

LGBTQ+に関する啓発活動をされている団体が主催する会であり、さらに、会場で参加する人とオンラインで参加する人がいる「ハイブリッド開催」だったこともあり、かなり緊張しましたが、色々な「新しい学び」がある貴重な経験となりました。

大会後には、日高教授から次のようなメールをいただきました。

「2日間ありがとうございました。『率先して取り組みされている校長先生の存在に感銘を受けた。』とオンライン参加していた知人から連絡がありました。」

このようなお声を励みにしながら、これからも自分に出来ることを続けていきたいと思います。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。