YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【ロアッソ】またもや終了間際に落とし穴… 水戸に1-2の逆転負け

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

昨日(6月12日)、熊本市えがお健康スタジアムで行われた天皇杯2回戦・ロアッソ熊本水戸ホーリーホックの一戦は、前半に1点を先行した熊本が、後半に2失点を喫し、逆転負けという結果になりました。

今日は、この一戦を振返ります。よろしくお付き合いください。

熊本の先発メンバーは、

GK 田代

DF 黒木、江崎、大西

MF 大本、上村、豊田、東山

トップ下 藤井、古長谷

FW 大崎

直近の秋田戦からは3人が変更されており、GKが佐藤優也→田代、左MFが岩下→東山、トップ下が石川→古長谷となっています。

田代はケガからの復帰。岩下は秋田戦でレッドカードを受けているために、次のリーグ戦が出場停止となるため、そこに東山が入っていると考えられ「ターンオーバー」とは言えない布陣です。

対する水戸の布陣は、熊本とは対照的でした。

なんと直近のリーグ戦・愛媛戦と先発11人すべてを入れ替えるという「完全ターンオーバー」の布陣を敷いてきたのです。

フォーメーションは、4-4-2。注目選手は4試合ぶりの先発となるFW安藤です。それまでの試合では常に先発していたのですが、ここ3試合はまったく出番がなく「ここで自分の価値を証明する!」と燃えているはずです。

試合の立上がりは、水戸のペースで試合が進みましたが、10分ほどすると熊本が徐々にボールを保持することが出来るようになり、シュートチャンスを作り始めます。

そんな前半の29分、熊本に見事な先制点が産まれます。

中盤の右サイドに流れてパスを受けたFW大崎が、得意のドリブルで相手陣内を前進。ボールを奪いに来た相手選手を弾き飛ばしてさらに前進し、グラウンド―のクロスを中央に供給します。ここに走り込んでいた古長谷がシュートを打つかと思いきや、「スルー」して、後ろに来ていた藤井が見事にフリーでシュート。ボールは水戸のネットに突き刺さりました!

大崎の「ドリブル突破」と古長谷の冷静な「スルー」が産んだ美しいゴールでした。

前半はこのまま1-0で終了します。

ハーフタイムに熊本は、東山→伊東という1枚目の交替カードを切りました。

後半も前半の勢いのままに熊本が水戸のゴールに迫ります。

後半4分、相手のバイタルエリアペナルティーエリア前方の地域)で大崎がボールをキープし、豊田に落とします。これを豊田がシュート。「追加点か!」と思われましたが、ボールはゴールポストを直撃。追加点とはなりません。

この後に「最初の落とし穴」が待っていました。

後半6分、味方からの裏への浮き球パスに抜け出したのは、注目選手にあげていた水戸のFW安藤でした。これを冷静なシュートで熊本のゴールに流し込み、水戸の同点弾となりました。

この後は、一進一退の展開が続きます。

バモロッソラジオの取材で、ナビゲーターのゆかちゃんと一緒に記者席からこの試合を観ていた私たちは、

「何とか、勝ち越し点を奪ってくれ!」

と祈りながら観ていたのですが…。

勝利の女神がほほ笑んだのは、水戸の方でした。

後半のアディショナルタイムに入った46分。自陣のペナルティーエリア内で豊田が相手のボールを奪いにいったプレーがファールの判定を受け、水戸にPKが与えられたのです。

これを難なく決められて、このまま試合終了。

昨年シーズンは快進撃をみせた「天皇杯の旅路」でしたが、今シーズンは「はじめの一歩で終了」となってしまいました。

敗因の分析等は、今日(6月13日)の18時に公開するYouTubeや15日㈯の朝9時からオンエアのバモロッソラジオでお話しします。

とりあえず、残りのリーグ戦に集中しましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。