どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
「これ、うまいけん(美味しいよ)。絶対、売れるって!」
「これとこれを組み合わせるとちょうど箱に入るよ!」
先日、生徒たちとともに、地元のえびす商店街で漬物販売を手掛けておられる「有限会社・中村漬物」さんの店舗を訪問した時の生徒同士の会話です。
千原台高校では、3年前から「メルカリとのPBL学習(問題解決型学習)」に取り組んで来ました。
昨年度までの3年間は、「総合実践」という授業の一環として、「メルカリの販売数を伸ばすには、どんな工夫をすれば良いか?」というテーマについて、メルカリの高橋亮平さんを講師にお迎えし、各グループごとに話合い、最後にプレゼンを作成して発表会をするという内容の学習をしてきました。
今年度は、「PBL学習も継続しつつ新たな挑戦が出来ないか」ということで、「課題研究」という授業の一環として「地元の商店の『メルカリショップス』出店に協力しよう!」というテーマに取り組んでいます。
この学習に取り組んでいる「課題研究グループ」のメンバーは、高校生3年生の生徒9名です。
これまで、メルカリの社員の方から「メルカリショップスの仕組み」についての説明をオンラインで受けたり、グループの生徒同士で「どのような工夫をすると『お漬物をメルカリで売る』というお店の課題を解決できるだろうか」というテーマでブレーンストーミングをしたりしてきました。
そして、9月30日㈮には店舗を訪問し、実際に商品を見せていただいて、今後の取り組みの参考にするという課外授業を行いました。
冒頭の生徒同士の会話は、そのときのものです。
訪問の際には、メルカリショップスで商品を送る時に使う「組み立て式の紙箱」を持っていきました。当然、箱の大きさにより送料も違います。
買ってくださるお客様は、送料込みの値段で購入を検討されるので、「いかに送料を安く抑えるか」も大切なポイントです。
商店名は「中村漬物」ですが、梅干しや福神漬けといったお漬物の他にも、有明海産の海苔や岩塩など様々な商品が販売されています。
「海苔とお漬物をセットで販売して『美味しいおにぎり出来ますよセット』とかいいよね。」
などという高校生ならではのアイデアも聞かれました。
これから、9名の高校生が「中村漬物」さんのご協力を得てどのような「メルカリショップス」を出店してくれるのか楽しみです!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。