どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
昨日のブログでもお話ししたように、10月23日㈰に熊本市のえがお健康スタジアムで行われた2022年J2リーグ最終節・ロアッソ熊本対横浜FCの試合には、ロアッソ熊本のチーム史上2番目となる21508人の観客が集まりました。
えがお健康スタジアムにこれだけの観客が入るのは、まさに「非日常」。
私にとっても、「非日常」の連続でした。
今日のブログでは、それにまつわるエピソードをお話しします。
日頃のホームゲームでは「ラジオ解説者」として観戦することが多い私は、いつもなら、「報道関係者」として受付をして、IDカードを受け取り、スタジアムに入ります。
しかし、今回の最終節は元ロアッソ熊本でFWとして活躍した原一樹さんがラジオの解説を務めることになり、私は一人のサポーターとして観戦することになりました。
試合前日から、
「チケット完売」
「20000人を超える入場者を予想」
などの報道がされていたことから、普段は「キックオフの2時間前」を目途にスタジアムに入るのですが、この日は、
「少し早めに行った方が良いかも?」
と考えて、キックオフ約3時間前の午前11時過ぎにスタジアムに着きました。
今シーズンの最終節ということで、いつもお世話になっている「報道受付」のスタッフさんのところを訪ねて、
「お疲れ様です。いよいよ最終節ですね。今日は解説の仕事はないので、ここからは入れないのですが、今シーズンもお世話になりました。」
とご挨拶すると、
「南さん、今日は大変なことになっていますよ。在京のマスコミ各社や普段なら取材に来ないような地元のアナウンサーさんもたくさん来られていて…
私たちもこんな状況は初めてです。」
「ですよね。このあと大変そうですね。ホントにお疲れ様です。
では、私は、今から観客席に入りますので。
一年間お世話になりました。」
ということで、通常お客さんが入場するゲートに向かってみると…
今までに見たこともないような大行列が出来ていました。
会場スタッフがハンドマイクで、
「現在の最後尾は、パークドームの方になりますので、そちらにお並びください。」
と案内をしています。
スタジアムから橋を渡り、お隣のパークドーム方面へ歩くこと数分。ようやく、「最後尾」の看板を持つスタッフの場所を確認。そこに並びました。
なんとその位置は、パークドームを3周している列の最後尾でした。
確かに少しずつ進みはするものの、その進み方は「1分間に10メートル程度」という感じです。
心の中で「パークドームの周りが約1Kmだとして、1分に10m進むとすると…3000÷10で300分。5時間もかかるじゃん…」などと計算しているうちに…
「もう帰宅して、ダゾーンで観戦した方がいいのでは?」
と悪魔のささやきが…
そう、私が苦手とするものを二つ挙げろと言われると、それは、「渋滞」と「行列」。
さて、この後はどうなるのか…
この続きは、明日の(後編)でお話ししますね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。