どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
さて、我らがロアッソ熊本の「運命の一日」、J1入替戦・京都パープルサンガとの一戦が行われる11月13日が、刻一刻と近づいてきています。
そこで、今日のブログでは、この一戦に向けての注目点をお話しします。
まずは、予想される先発メンバーです。
熊本は、
GK 佐藤
DF 黒木、菅田、イヨハ
MF 三島、河原、竹本
FW 杉山、高橋、平川、坂本
の11人でほぼ間違いでしょう。ここ数試合の「不動の11人」です。
対する京都は、4-3-3の布陣が予想され、京都の方も「J1最終節・磐田戦」とほぼ同じメンバーで先発してくると予想しています。
京都の先発メンバーで注目してほしい選手は、左FWの松田天馬と右FWの豊川雄太です。
いずれも熊本県出身。
松田は、中学時代まで熊本で過ごし、その後、東福岡高→鹿屋体育大→湘南ベルマーレと進み、現在、京都のキャプテンです。
中学3年間は、熊本県トレセンチームに属していて、当時、私はそのチームの監督をしていました。
ロアッソ熊本の上村周平とは、熊本県トレセンチームのチームメイトでした。
一方の豊川は、大津高校の出身。鹿島アントラーズを皮切りに、多くのプロチームでプレーし、ヨーロッパでのプレー経験もあります。
豊川の縦への突破力と決定力は、熊本にとっては脅威となりそうです。
ベンチに控えるピーターウタカ、パウリーニョという外国人選手も大変能力の高い選手たちで、京都が「点が欲しい」という展開になれば、必ず投入されるでしょう。
次に、京都のチームとしての特徴を3つ挙げておきます。
① 失点の少ないチームである。
② 得点の3分の1をセットプレーで奪っている
③ ボールポゼッションを志向している
これらの傾向から、熊本が勝利するために必要なポイントは、次の3つです。
① 先制点を奪う
「昇格には勝利が必要」というレギュレーションから言っても、これは非常に大切なポイントです。
② セットプレーに要注意
これは、「京都からセットプレーで失点しない」という意味と、熊本が「セットプレーから得点してほしい」という両方が含まれています。
「大切な試合の明暗を分けるのはセットプレー」というのは、「サッカーあるある」です。
③ 攻撃的な守備を貫く
京都が10月、11月に戦った6試合を分析すると、いずれも「ボール支配率」は約50%です。
ということは、試合の半分は「京都がボールを保持する」わけで、その時に「良い守備」でボールを奪えれば、得点のチャンスが広がります。
「進化する火の国軍団」となったロアッソ熊本なら必ずやれるはずです!
詳しくは、YouTube解説をご覧ください。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。