どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
昨日のブログでもお話しした通り、2月11日㈯~12日㈰に熊本県の宇城アカデミーで行われた「47FAチューター研修会」に参加して来ました。
そこで、感じたのは…
チューターに求められる力 それは「ファシリテーション力」!
ということです。
このブログでは、私が学んだ「ファシリテーション力」についてお話しします。
「ファシリテーション力」という言葉を聞いて、
「うん?この言葉、以前のブログでも聞いたぞ。」
と思われたあなた。大正解です!
以前のブログで「良い教師の条件」の一つとしても挙げたのが、「ファシリテーション力」です。
ということは、「ファシリテーション力」を高めることは、教師としての力量をあげることにもつながるわけです。
「ファシリテーション力」の話に入る前に、まずは、「チューターに求めれる力」を紹介しておきます。以下の通りです。
[チューターに求められる力]
・ 指導力
・ ファシリテーション力
・ コミュニケーション力
・ マネジメント力
・ 状況判断・適応力
・ 安全確認力
・ 公正・公平・モラル
「指導力」とは、サッカーの技術指導をする力のことです。講習会の参加者の皆さんの多くは、これを高めることを目的に講習会に参加するわけですから、講師であるチューターに「指導力」がないと始まりません。
「コミュニケーション力」。これも必要です。チューターに「コミュニケーション力」があることで、講習会に「何を言っても大丈夫なんだ」という雰囲気、「セーフティーベース」を作ることが出来ます。
「マネジメント力」、これは、講習会を企画・運営するために必要です。講習会をするためには、日程の設定、会場の確保、参加者のグルーピングなど様々な「運営業務」があります。これもチューターの仕事の一部となっていくからです。
「状況判断力・適応力」と「安全確保力」は重なる部分があります。チューターに課せられた大切な責務の一つが「参加者の安全」を確保することです。そのためには、「状況判断力・適応力」が求められます。
実際に起きた例をあげると、2022年の講習会の途中に、そのコースから3名のコロナ陽性者が出たことがありました。そこで、チューターは、「次週の講習会は延期する」という判断をし、日程を組み直して2週間後から講習会を再開させたのです。このように「状況判断力・適応力」を発揮して、無事に講習会を終わらせることが出来ました。
「公正・公平・モラル」。これも、とても大切な要素です。日本サッカー協会では、「サッカー指導における暴力・暴言の根絶」を目指して、様々な活動に取り組んでいます。チューターは、講習会の中で「ハラスメントの防止」などを伝えていく立場にあり、参加者の「ロールモデル(手本)」になる責任があります。
ということで、ここまででかなりの字数になってしまいましたので、「ファシリテーション力」の内容については、明日のブログでお話ししますね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。