どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
昨日(4月12日)に行われたJ2リーグ第9節ファジアーノ岡山対ロアッソ熊本の一戦は、互いにゴール奪うことが出来ず0-0のスコアレスドローとなりました。
今日のブログでは、この一戦を振り返ります。
最後に、私なりにこの一戦を「採点」してみますので、最後までよろしくお付き合いください。
熊本の先発メンバーは、
GK 田代
DF 黒木、江崎、相澤
MF 藤田、上村、竹本、平川
FW 粟飯原、石川、松岡
「中二日」という体力的には厳しい日程ですが、「プレビュー」で予想した通り、前節と同じメンバーが先発しました。
対する岡山は、4-3-3の布陣。中盤の4人は「ダイヤモンド型」を形成するフォーメーションです。注目選手にあげていた櫻川は、ベンチからのスタートでした。
試合は立ち上がりから熊本が主導権を握って進んでいきます。
「プレビュー」でポイントにあげていた「パス&ムーブ」がしっかりと出来ていましたし、「相手DFの裏へのパス」も出ていて、相手陣内で戦うことが出来ていました。
前半14分には、左FWの松岡がドリブルでカットインしてシュート。18分には、MF上村が見方が落としたボールをペナルティーエリアの外側からシュート。そして、23分にはアーリークjロスのこぼれを拾って再び松岡がシュートを放つなど、立て続けにチャンスを作りますが…
それらのシュートは、すべて「枠外シュート」。いずれも枠をとらえることが出来ません。
前半はこのまま0=0で終了しました。
後半に入ると岡山ベンチが次々に交代カードを切って、フレッシュな選手をピッチに送ります。
後半10分にFWで先発していたルカオ→注目選手にあげていた櫻川。後半18分と30分に「2枚替え」を行い、後半の30分までに5枚の交代カードをすべて使い切って、攻勢をかけます。
対する熊本ベンチはなかなか動かず…
後半38分に粟飯原、竹本、石川→島村、田辺、大崎と「3枚替え」を行い、攻勢をかけますが、ついに岡山のゴールを割ることは出来ずに0-0のスコアレスドローという結果になりました。
試合の内容としては悪くなかっただけに、ちょっと辛口ですが、この引き分けは勝てるはずのゲームで勝てなかった「勝ち点2を失った引き分け」と評価したいと思います。
「プレビュー」で私があげていた3つのポイントを私の独断で採点してみます。
① リスタート:60点
60点は合格点です。リスタートからの得点は奪えませんでしたが、「高さ」を誇る岡山からリスタートで失点しなかったことを評価しました。
② シュート精度:40点
シュート数11本中の枠内シュートはわずか3本。枠内シュート率27%と前節の60%を大きく下回っています。これが、「勝ち切れなかった要因」だと考えます。
③ パス&ムーブ:80点
これは、間違いなしの合格点です。これが出来ていたので、終始「ゲームを支配する」ことが出来ていました。
やや辛口の採点となりましたが、「中二日」で最後まで走り切った熊本の選手たちには、心からの拍手を送ります。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。