YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

【ロアッソ】3連敗 7戦勝ちなし… 開始5分の2失点響く…

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

2連敗で迎えたロアッソ熊本のJ2リーグ第28節、アウエーでのヴィファーレン長崎戦は、前半5分までに2失点を喫し、後半にさらに2点を追加され、その後、1点を返すも結果は、1-4で完敗。リーグ戦では、7戦勝ちなし、3連敗となってしまいました。

今日は、この試合を振り返り、最後に「私からの提言」をお話しします。よろしくお付き合いください。

熊本の先発は、

GK 田代

DF 黒木、江崎、大西

MF 大本、上村、竹本、平川

FW 島村、伊東、松岡

前節と同じメンバーです。さらに、ベンチ入りしているメンバーもまったく同じ顔触れとなっています。

対する長崎は、4-2-3-1の布陣。前節と3人が変わっています。注目選手は1トップに入るファンマ。フィジカル能力の高いブラジル人FWでここまでチーム最多の得点をあげています。また、熊本県菊陽町出身で、かつてはロアッソのユニフォームを着たこともあるMF澤田のプレーにも注目です。

前述の通り、試合開始早々の5分間でこの試合の流れが決まってしまいました。

前半1分、長崎のDFヴァウドが弾いたボールをDF増山が拾い、左サイドでファンマとワンツー。そのまま、豪快にワンタッチで放ったシュートが熊本のゴールに突き刺さりました。

続く前半5分には、長崎に右からのコーナーキックを与え、中村が蹴ったボールをファーサイドから走り込んだファンマがフリーでヘディングシュート。これが、再び、熊本のゴールネットを揺らし、あっという間に0-2とされてしまいました。

この後も、熊本はほとんどチャンスをつくることが出来ずに前半が終了。

ハーフタイムに松岡→道脇の交代カードを切ります。

道脇の「DFラインの裏を狙う動きだし」により、前半よりは、長崎陣内に攻め入る機会が増えていたのですが…。

次にゴールネットを揺らしたのも長崎の方でした。

後半25分、左サイドのコーナーキックからファンマが再びヘディングシュートを決めて3点目。

さらに後半38分には、途中出場のMF松澤にゴールを決められ、4-0とリードを広げられます。

後半43分に平川のシュートが決まり、一矢報いますが、「時すでに遅し」。1-4の完敗で試合は終わりました。

前述の通り、これで、リーグ戦7戦勝ちなし。3連敗となり、さらに負けが続けば、昇格プレーオフ圏内どころか、降格争いに巻き込まれかねない状況です。

そこで、今の状況を打破するための二つの提言をしたいと思います。

① 守備から攻撃のスピードアップを図り、ショートカウンターでゴールを狙え!

熊本のスタイルは「ボール保持」です。それは、重々承知しているし、それを変えようという提言ではありません。

ただ、ここ数試合をみていて、とても気になっているのが、

「ボールを奪った瞬間に相手のDFラインの裏を狙って走り出す選手がほとんどいない。」

という点です。

攻撃の目的は、「ゴール」です。相手のボールを奪った瞬間に、「ゴールを目指す」という姿勢を示さないと相手に脅威を与えることは出来ません。

② フレッシュな選手を投入せよ!

大木監督の采配の特徴は、「どんな状況でもトレーニングを通して、一番良いプレーをしている選手を試合に出す。」という点であり、監督という仕事を経験した私は、この大木監督の「ポリシー」をとてもリスペクトしています。

この方針のもとに、勝ちなしのここ7試合、先発メンバーもベンチメンバーもほとんど同じ顔触れです。

ただ、今の状況を考えると、「フレッシュな選手の投入」が必要な時期に来ていると考えます。

①の課題も「選手の体力」がなければ、克服できない課題であり、この記録的な猛暑の中の連戦。試合に出続けている選手たちに「疲労の蓄積」が起きていることは否めません。

今は、ベンチ外となっている選手の中にも「俺がやってやる!」という野心を持って日々トレーニングに励んでいる選手たちがいるはずです。

ファン・サポーターの一員としては「ニューヒーロー」の出現を願いたいところです。

提言をしてはみましたが、この猛暑の中でトレーニングを積み重ね、ピッチで戦ってくれている選手たちを信じ、これからもロアッソ熊本をみんなで応援していきましょう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。