どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。
体調を崩してブログの更新をお休みしていましたが、おかげ様ですっかり元気になりました!
今日から、また元気いっぱいに「毎日更新!」を目指していきます!
今日のタイトルは、
【日本代表】イラクにまさかの敗戦… ただ、勝負はこれから!
日本代表が、昨日(1月19日)行われたサッカーアジア杯予選リーグ第2戦で、イラクに1-2と敗れた試合を振り返ります。よろしくお付き合いください。
まずは、日本の先発メンバーです。
GK 鈴木
DF 菅原、板倉、谷口、伊藤
守備的MF 守田、遠藤
攻撃的MF 伊東、久保、南野
FW 浅野
これまで「ターンオーバー(選手を入れ替えて戦うこと)」をしながら国際Aマッチで10連勝をしてきた日本なだけに、5人程度の先発の入れ替えを予想していましたが、ベトナム戦からの変更はFW細谷→浅野、MF中村→久保の2枚のみという先発となりました。
対するイラクは、4-2-3-1の布陣。注目選手は、初戦のインドネシア戦では先発ではなかったのですが、この試合で先発FWに抜擢されたアイメンです。身長189cmの長身FWで、ターゲットマンになりつつへディングシュートも得意としています。
中東カタールでの開催で、隣国であるイラクから来た大勢のサポーターがスタジアムを埋めていて、スタジアムの雰囲気は「完全アウエー」でした。
その大声援を背にしたイラクが立ち上がりから攻勢を強めると、前半5分、早くも試合が動きます。
イラクが、右から左へボールを展開し、左から鋭いクロスを入れて来ました。これを日本のGK鈴木が弾き出しますが、そこに飛び込んできたのは、注目選手にあげたFWアイメンでした。得意のヘディングシュートを放ち、これが日本のゴールネットを揺らしました。
その後は、先発起用された久保を中心に攻撃を組み立てますが、なかなか決定機を作ることが出来ません。
そして、前半のアディショナルタイムも残り1分となった49分、日本の右サイドを崩され、クロスを放たれると再びFWアイメンのヘディングシュートが決まり、日本にとっては痛い追加点を奪われます。
前半はこのまま0-2で終了。
ハーフタイムに、谷口→冨安のカードを切り、まずは「守備の安定」を図るとともに、攻撃的MFのポジションを右に久保、真ん中に南野、左に伊東と入れ替えて後半をスタートしました。。
すると後半11分、早速「ビッグチャンス」が訪れたと思ったのですが…。
ポジションを左に移した伊東がゴール前に鋭いクロスを供給。これをシュートしようとしたFW浅野が相手のDFに倒されPKの判定がくだります。しかし、これはVARの結果「ノーファール」の判定に覆り、「幻のビッグチャンス」となりました。
後半16分には、浅野、久保→上田、堂安。29分には伊東、守田→前田、旗手という交替カードを切り、イラクのゴールに迫りますが、ゴールを奪ったのは後半48分のコーナーキックからの遠藤のヘディングシュートでの1点のみとなり、グループリーグ2戦目にして「痛恨の黒星」となるとともに、国際Aマッチでの連勝記録も「10」で途絶えることとなりました。
もちろん「痛い敗戦」ではあるのですが、私の考えを一言で言うと、
「まだまだ、勝負はこれから!」
です。
理由は、三つあります。
一つ目は、とりあえず達成すべきミッションは、「グループリーグ突破」であり、次戦の相手であるインドネシアがベトナムに1-0で勝ったことにより、次戦のインドネシアに勝利すれば、自力での予選リーグ突破が決まるからです。
二つ目は、「この負けがチームをさらに成長させる」と考えられるという点です。確かに「勝ち続ける」ことは気分はいいし、チームの雰囲気も良くなります。
しかし、「負けて学ぶ」ことも多いのがサッカーです。
さらに、森保ジャパンはこれまでも「苦境を乗り越えて成長してきた」という歴史があります。
まだ、今大会でピッチに立っていない選手たちの活躍を含めて、この敗戦を糧に成長してくれるはずです。
三つ目は、この負けが予選リーグであるという点です。
これまでのW杯の歴史を振り返ると、「1次リーグで黒星を喫したチームが優勝する」ということは度々繰り返されてきています。
約1ケ月続く長丁場の大会です。「1次リーグで苦杯をなめた日本が最後は優勝!」というストーリーを必ず達成してくるはずです。
何と言っても大切のは、24日に行われるインドネシア戦です。
日本から「全力応援」していきましょう!
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。