YouTuber校長日記

YouTuber校長として、サッカー解説者として日々の生活の中で感じたことや本を読んで学んだことなどを書きます!

千原台高校 「前期(特色)選抜」の倍率が確定!(後編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のブログでは、昨日に続いて、「千原台高校の前期(特色)選抜の倍率」についてお話しします。

昨日の(前編)では、「前期選抜と後期選抜の違い」、「昨年度と今年度の千原台高校前期選抜の変更点」についてお話ししました。

今日は、いよいよ「今回の出願者数は、千原台高校にとってどうだったのか?」について話します。

まずは、結果をもう一度おさらいしておきます。今回の結果は以下の通りです。

健康スポーツ探究科(定員40名) 前期募集定員28名に対して出願者46名 倍率1.6倍

情報ビジネス探究科(定員120名) 前期募集定員72名に対して出願者144名 倍率2.0倍

全体(定員160名) 前期募集定員100名に対して出願者190名 倍率1.9倍

この結果は、私にとっては「『大満足』とはいかないが、『合格点』と言える結果」でした。

その理由は、三つあります。

一つ目と二つ目は「合格点」と言える理由です。

一つ目の理由は、もちろん「倍率が1倍以上であり、どちらの学科でも前期募集定員を満たしている」という点です。これは、最低限の目標でした。「クリア出来る」と思ってはいましたが、「改革1年目の生徒募集」ということで、「どんな学科かわからない」ということがマイナスに作用しないかという若干の懸念はありました。実際に、熊本市外の高校では多くの学科・コースで1倍を満たさないケースが出ています。

二つ目の理由は、「定員160名に対して、190名の前期出願者を得ており、順調にいけば後期も1倍を切ることはないだろうという目処がついた」という点です。

今回の前期選抜では、100名の合格者しか出せません。残りの定員60名については、後期選抜で募集することになります。そこで、今回不合格となった90名が、そのまま後期選抜でも千原台高校を受験してくれれば、後期選抜では「60名の定員に対して、90名が出願」ということで、倍率は「1.5倍」ということになります。これは、過去5年間に渡り後期選抜での「定員割れ(1倍以下のコースあり)」に苦しんできた千原台高校にとっては、すばらしい結果となります。

三つ目は、「大満足」とはいかない理由です。

それは、後期選抜に向けてまだまだ「不安要素」が残されているからです。「不安要素」とは…

「後期選抜受験辞退者」の人数です。前期選抜の合格発表後に「不合格」となった多くの生徒たちが、その後に実施される「私立一般試験」を受験します。以前は、「万が一公立の後期に不合格になった時のために…」という理由で受験する生徒が多かったのですが、最近はこのあたりの事情が変化してきています。「『私立一般』で合格したら、私立に進学することを決めたので、『公立後期選抜』の受検は辞退します!」という生徒が年々増えてきているのです。

何とかこの流れを食い止めて、後期選抜でも数多くの中学生の皆さんに千原台高校を受験してもらえるように、今後も全力で学校の魅力を伝えていきます!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。

千原台高校 「前期(特色)選抜」の倍率が確定!(前編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のブログのタイトルは、

千原台高校 前期選抜の倍率が確定!(前編)

です。

以前のブログで、前期選抜の願書を受け付けている様子についてはお話ししました。

一昨日(1月17日)をもって「願書受付期間」が終了し、受付人数が確定しましたので、今日はこの話題をお話しします。

今年度の千原台高校の「前期(特色)選抜の出願状況」は以下の通りです。

健康スポーツ探究科(定員40名) 前期募集定員28名に対して出願者46名 倍率1.6倍

情報ビジネス探究科(定員120名) 前期募集定員72名に対して出願者144名 倍率2.0倍

全体(定員160名) 前期募集定員100名に対して出願者190名 倍率1.9倍

この数字をみていただいても、関係者ではない方々にはその意味の理解が難しいと思いますので、ここでは次の3つのポイントを説明します。

一つ目は「前期(特色)選抜と後期選抜の違い」。二つ目は「昨年度と今年度の千原台高校前期選抜の変更点」。そして最後に「この出願者数は、千原台高校にとってどういう結果だったのか?」という一番大切なことをお話しします。

まずは、一つ目です。熊本県の公立高校では、2回の受検のチャンスが設けられています。「前期(特色)選抜」と「後期選抜」です。

「前期選抜」は「(特色)選抜」とされている通りに、「生徒の特色を選考の基準とする」というのが特徴です。この制度がスタートした当初は、すべての高校・学科・コースで行われていたのですが、現在は「普通科・普通コース」では、前期選抜は行われていません。

「前期選抜」と「後期選抜」の大きな違いは、「後期選抜」では、必ず「学科試験(国社数理英の5教科)」が行われるのに対して、「前期選抜」ではほとんどの学校で「学科試験」は実施していないということです。(一部の学校で独自の学科試験もあり)

千原台高校でも、試験当日に実施するのは、「健康スポーツ探究科」は、面接と実技。「情報ビジネス探究科」は、面接のみです。この結果と出身中学校から送られてくる「調査著」の内容で合否の判定を行います。

次に、「昨年度と今年度の千原台高校前期選抜の変更点」についてです。

今年度変わったのは、「前期募集定員の募集定員に占める割合」です。

昨年度までは「50%」だったものを今年度は、「健康スポーツ探究科」が「70%」、「情報ビジネス探究科」が「60%」といずれも引き上げています。

これは、「高校改革」によって、「学校の特色」をより強く打ち出している千原台高校にとっては、とてもありがたい変更です。

なぜなら、「千原台高校の特色(スクールポリシー)」に適した生徒たちが入学してくれる可能性が高まるからです。

いよいよ、もっとも肝心な「この出願者数は、千原台高校にとってどういう結果だったのか?」という点ですが…

これについては、明日の(後編)でお話しします!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。

J2開幕まであと1ヶ月 ロアッソのトレーニングを初取材!(後編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

J2開幕まであと1ヶ月 ロアッソのトレーニングを初取材!(後編)

です。

昨日の続きをお話しします。

このタイトルで私が伝えたいことは、次の3つです。

① 2023年シーズンの新フォーメーション

② 新フォーメーションへの選手の配置

③ 今シーズンのブレイク予想選手

①については、昨日のブログでお話ししました。一言で言うと「高橋の1トップ、河原の1ボランチ」で戦った昨シーズンから、「2トップ、2(ダブル)ボランチ」に変わりそうだということです。

では、その新フォーメーションにどんな選手たちが配置されたのか?

1月14日(土)に行われたユースチームとのトレーニングマッチ(以下TM)での選手起用をお伝えします。

このTMは、30分×3本の試合形式だったのですが、仕事の都合(このあとに「熊日スポーツ賞贈呈式」に参加)のため2本目までしかみられませんでしたので、その点はご了承ください。

2本目の途中までにすべてのポジションで2人の選手が起用されましたので、「→」を使って各ポジションごとに「先発で起用された選手」と「途中交代で起用された選手」を示します。

GK 増田→田代

DF 宮嵜、岡崎、江崎→黒木、大西、相澤

守備的MF 藤田、東郷→竹本、三島

攻撃的MF 松岡、平川、島村→谷山、豊田、大本

FW 粟飯原、大崎→石川、土信田

ここに名前のない選手の中で、佐藤、田辺、上村、伊東といった選手たちは別メニューで調整中でした。

残りの選手は、3本目に起用されたのではないかと思われます。

ということで、いよいよ「③ 今シーズンのブレイク予想選手」です。ここは、私の独断と偏見によるランキング形式で発表します!

第3位 FW 粟飯原選手

このトレーニングマッチでもゴールを奪いました。

昨シーズンは「ジョーカー的な存在」として、途中からの起用で輝きをみせてくれましたが、今シーズンは「2トップの一角」として常時出場。10ゴール以上の活躍を期待しています。

第2位 MF 藤田選手

粟飯原選手と同様に昨シーズンは途中出場が多かったのですが、今シーズンは是非とも「ダブルボランチの一人」として先発に定着し、「河原の穴は藤田がうめたね!」とシーズン後に言われような活躍を期待します。

この試合でも、中盤を支配するプレーをみせてくれていて「安定感」を感じました。

第1位 MF 平川選手

今シーズンキャプテンマークを巻くことになった平川選手。前キャプテンの河原選手とは、また違ったタイプのキャプテンとして輝いてくれるはずです。

平川選手のイメージとしては「プレーで引っ張るキャプテン」です。

シーズンを通して「トップ下」で先発し、チームの攻撃の中心として多くのゴールを演出してくれるはずです!

もちろんここにはあげられなかった黒木選手、三島選手、竹本選手、土信田選手などの昨シーズンからの残留組は「安定したプレー」をみせていました。

またあと一人、どうしても触れておきたいのがGK田代選手です。

田代選手の「的確なコーチング」と「積極的なパス&サポート」は秀逸でした。守護神の佐藤選手も残留していますが、今シーズンの田代選手には「ブレークの予感」がします。

このテーマは、YouTubeチャンネルでも解説していますので、そちらもよろしくお願いします。

youtu.be

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。

J2開幕まであと1ヶ月 ロアッソのトレーニングを初取材!(前編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

2022年のシーズンは、過去最高の4位となり、「J1昇格まであと1歩」というところまで迫ったロアッソ熊本

「今度こそは、J1へ!」

という熱い思いを持って臨む2023年のJ2リーグ開幕まで約1カ月となりました。

ということで、先週の土曜日(1月14日)のトレーニングを見学に行って来ました!

今日のブログでは、そこで感じたことをお話しします。

ここで、皆さんにお話ししたいポイントは次の3つです。

① 2023年シーズンの新フォーメーション

② 新フォーメーションへの選手の配置

③ 今シーズンのブレイク予想選手

この日のトレーニングのメインは、「ユースチームとのトレーニングマッチ(以下TM)」でした。

1月9日に始動したロアッソにとっては、新メンバーで戦う今シーズン初のTMということになります。

新シーズンの始動にあたり4年目の采配となる大木武監督は、

「フォーメーションは少し変えるつもりですが、やるサッカーはこれまでと変わりません。」

と語っていました。

私は、この「少し変わりますが」というところに注目していました。

昨シーズンのフォーメーションは、「3-3-4」(と、このブログでは表記していました)でした。DFが3人、MFが3人、FWが4人という配置です。

ただ、実質的には、真ん中のFW2人は縦関係にポジションをとることが多く、正確には、「3-3-3-1」という配置になっており、FWの真ん中には高橋、MFの真ん中には河原が配置されていて、この2人はまさに「チームの大黒柱」となって活躍していたわけです。

しかしながら、ご存じの通り高橋は浦和レッズへ、河原はサガン鳥栖へと、いずれもJ1チームに移籍。2人の抜けた「穴」をどうやって埋めるのかは、今シーズンの一つのポイントになります。

そこへの回答の一つが新フォーメーションです。

初TMに臨んだロアッソ熊本の新フォーメーションは、「3-5-2」でした。

さらに細分化して表記すると「3-2-3-2」。つまり、DF3人、守備的Mf(以下ボランチ)2人、攻撃的MF3人、FW2人という配置です。

つまり、2022シーズンは「高橋の1トップ」、「河原の1ボランチ」だったところを、「2トップ」、「2(ダブル)ボランチ」に変更したということです。

この新フォーメーションへの変更は、まさに理に適っており、私は「大賛成」です。

では、この新フォーメーションに、どのような選手たちが起用されたのか?

この続きは、明日のブログでお話ししますね。乞うご期待!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。

渡邊(千原台)女子ケイリン全国Vで 熊日スポーツ賞を受賞!(後編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

今日のタイトルは、

渡邊(千原台)女子ケイリン全国Vで 熊日スポーツ賞を受賞!(後編)

です。

昨日の続きをお話しします。

昨日のブログでは、贈呈式の前に京陵中学校の校長時代の生徒2人と指導者賞を受賞された先生に声をかけていただいたことをお話ししました。

今日は、贈呈式開式後の様子です。

はじめに「贈呈」を受けたのは、「大賞」のお二人。プロ野球ヤクルトスワローズの村上宗隆さんと、バドミントン世界ランク1位の山口茜さんでした。

残念ながらご本人の贈呈式への参加はかなわず、村上選手のお父様と山口選手が所属する再春館製薬所バドミントン部の部長さんが代理で贈呈を受けられました。

お二人から「ビデオメッセージ」が送られており、ビデオ放映後には会場が温かい拍手に包まれました。

続いて、「奨励賞」の贈呈です。

昨日話したボクシングの全国大会で優勝した熊本工業高校の後生川さん、剣道の全国高校総体で優勝した八代白百合学園女子剣道部の皆さんなどが次々に贈呈を受けます。

先日の「春高バレー」で準優勝した鎮西高校男子バレーボール部も国体の優勝チームとして奨励賞を受賞し、エースアタッカーとして活躍した舛本くんの姿もみられ、私としては、

「テレビで応援していた舛本くんだ…」

と感動しました。

そして、いよいよ千原台高校自転車競技部・渡邊あかりさんへの贈呈です。

奨励賞の贈呈を受ける千原台高校自転車競技部の渡邊あかりさん

渡邊あかりさんは、全国選抜高校自転車競技大会の「女子ケイリン」で見事に優勝を果たし、この賞を受賞しました。

ちなみに「500mタイムトライアル」でも2位に輝いており、オリンピックに例えると「金メダル1個、銀メダル1個」を獲得する大活躍でした。

贈呈式後には、一緒に記念撮影もさせてもらいました。

贈呈式を終えて、一緒に記念撮影

卒業後は自転車競技を離れる予定の渡邊さんですが、千原台高校自転車競技部で培った力を今後の人生でも発揮し、社会に羽ばたいてくれることだと思います。

彼女の努力の成果に心からの拍手を送るとともに、今後も応援していきます!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。

渡邊(千原台)女子ケイリン全国Vで 熊日スポーツ賞を受賞!(前編)

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

「~熊日スポーツ賞~ 4団体25個人を表彰

 第53回熊日スポーツ賞の贈呈式が14日、熊本市中央区熊日本社であり、大賞に選ばれたプロ野球の村上宗隆(22)=ヤクルト=と、バドミントンの山口茜(25)=再春館製薬所=の両選手ら4団体25個人を表彰した。」

今日(1月15日)発行された地元紙・熊本日日新聞の一面を飾った見出しと記事です。

タイトルに掲げた通りに、千原台高校自転車競技部の渡邊あかりさんが「全国選抜高校自転車競技大会・女子ケイリン」で見事に全国優勝を飾ってくれた功績をたたえられ、この「25個人」の一人として、熊日スポーツ賞を贈呈されました。

私も贈呈式に参列しましたので、今日はこの贈呈式の様子をお話しします。

本題に入る前に、贈呈式前に思わぬうれしいことがありましたので、まずは、その話題から。

3人の受賞者の方が、私に声をかけてくれたのです。

1人目は、全国高校選抜ボクシング大会の女子ピン級で優勝を果たし、熊日スポーツ賞を受賞した熊本工業高校の後生川憧(ごしょがわ のん)さんです。

「先生、京陵中時代にお世話になった後生川です。」

彼女は、私が京陵中学校の校長をしていた時の生徒さんで、当時は女子バレーボール部の一員として活躍していました。

彼女の活躍ぶりは新聞報道等で知っており、この「贈呈式」に参加することも知っていましたので、

「後生川さん、久しぶり。すっかりお姉さんになっててわからんかったよ。高校からボクシングを初めて活躍しているのは知ってたので、『今日、会えるかも…』と思って楽しみにしてたんだよ。」

お母様もご一緒でしたので、しばし、昔話に花が咲きました。

2人目は、八代白百合高校女子剣道部で全国高校総体の優勝を果たし、熊日スポーツ賞を受賞した古閑さんです。

私の姿をみつけると駆け寄ってきて、

「京陵中時代に剣道部でお世話になった古閑です。」

と挨拶に来てくれました。

2人とも大学に進学し、競技を続けるということでしたので、今後の更なる活躍を期待して、応援していきたいと思います!

3人目は、「指導者賞」を受賞された熊本学園大学付属高校ボート部監督の内藤竜一先生です。

「南先生、昨年度はLGBT講話でたいへんお世話になりました。学園大学付属の内藤です。」

「いえいえ、こちらこそお世話になりました。かつては、京陵中学校サッカー部の教え子を日本一に育ててくださり、ありがとうございました。」

内藤先生には、私が京陵中サッカー部監督をしている頃の教え子をボート部に入部させていただき、日本一に導いていただいた御恩があります。

ただ、これまでにお会いしたことは、ほんの数回しかありませんでした。

そんな中でお声掛けをいただけるところに、「指導者賞」を受賞されるにふさわしいお人柄を感じました。

開式前の様子だけでかなり長くなりましたので、開式後のことは、次の(後編)でお話しさせてもらいます。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。 

県公立高校前期入試願書受付開始 千原台高校にも続々と出願!

どうも。南弘一です。千原台高校の校長をしています。とともに、地元熊本でサッカー解説の仕事もしています。

「2023年度県公立高入試の前期(特色)選抜の願書受付が13日、全日制41校の142学科・コースで始まった。17日まで。」

今日(1月14日)発行の地元紙・熊本日日新聞、社会面の記事の一文です。

千原台高校もここに書かれている全日制41校に含まれています。本校では2023年度に新設する「健康スポーツ探究科」と「情報ビジネス探究科」の2学科において、入学願書の受付を始めました。

私は、千原台高校の校長に着任して3年目になりますが、毎年、この日は「落ち着けない一日」となっています。

それは、なぜか?…

現在、多くの公立高校を悩ませているのが、「定員割れ」という現状です。

熊本県で言えば、この問題を意識しなくて済むのは、熊本市中央部に位置するいわゆる「進学校」と言われる高校くらいです。熊本市内の歴史と伝統のある公立高校でも「工業」、「農業」、「商業」の学科を有するいわゆる「実業高校」と言われる学校や立地が「中央区以外」という学校では、すでにいずれかの学科・コースで前期出願時点での「定員割れ」を経験しています。

千原台高校ももちろんその一つです。一昨年度まで、4年連続で最終的な「定員割れ」が続き、今年度の入学者がようやく5年ぶりに「定員充足」の状態で新年度を迎えてくれました。

この「定員割れ」が、千原台高校で「高校改革」に取り組まねばならない一つの大きな要因となっていたのです。

果たして、昨日の状況は…

受付開始時刻は、午前9時。8時半に「開場」です。

8時半前に、正面玄関を覗くと…

すでに、生徒の願書を持った4名の中学校の先生方がお待ちでした。この様子をみて、ホッと一息。

9時に受付を開始すると…

その後も、各中学校の先生方に続々とお越しいただき、午後1時半過ぎまで「受付待ち」の状態が続きました。

途中は、かなり長時間お待たせすることになってしまい申し訳なく思っています。

初日の「受付終了時刻」は午後4時。

気になる受付人数は…

はっきりした人数をここでお話しすることは出来ませんが、まずは、初日を終えてホッと一息つくことが出来ました。

週明けから、17日(火)まで願書の受付は続きます。

最後まで緊張感をもって臨みたいと思います。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日一日が、あなたにとって素敵な一日になりますように。